2014年5月3日土曜日

バッテリー交換



事後報告ですが4月5日のたーぼっくさんのツーリングに備えてバッテリーを
交換しています。
シーズンインになるこの時期はバッテリーに不安を抱えているライダーが
結構多いのでは?と思います。
冬の寒い時期はバイクに乗る機会が少なくなりますし、また最近は防寒対策で
グリップヒーターや電熱ウェアなど使う機会も多くバッテリーにとっては負担が
大きいです。
私のADVは09年モデルで10年11月に新古車で購入していますので
乗っていない時期を含めても良くもった方だと思います。
純正のバッテリーは不評だったEXIDEのETX14-BSから台湾ユアサの
YTX14-BSになっていると思っていましたが私の09年モデルでは同じ
ユアサですがMADE IN JAPANと記載されていました。
それに型式も想定していたモノとは違うYTZ14Sです。




今のADVを購入してから4年以上(初年度登録から数えると5年以上)
バッテリーを交換していませんが今年に入るまで全く不安もなく
性能的には不満のないバッテリーでした。
そんな純正バッテリーですがいよいよエンジン始動時のクランキングが
重たくなって、2回目のセルスタータで辛うじて始動するような状況になった
次第です。
これでは安心してツーリングに行けそうにないのでディーラーにバッテリーの
在庫を確認すると注文殺到で品切れ状態、2週間待ちと言われました^^;;
この時期は仕方ないんでしょうかね・・・。
それに交換工賃を含めると2.2諭吉ぐらいになるということと、時間もない
ことなので自分で交換することにしました。
一応ディーラーに交換時の注意点を確認するとバッテリーを交換した時には
下記2点を実施して下さいということでした。

①時計の調整
②スロットル開度のキャリブレーション

尚、素早く交換すれば内部回路のコンデンサーにチャージしている分で電力を
賄えるらしく、何も調整が要らないようです。
事実私はバッテリーを繋いでいない時間を極力無くす為に、ブースターケーブル
を使って交換中はバッテリーと車体の電源ハーネスを極力繋いで作業しました。
ショートさせる危険性があるのでお勧め出来ませんが・・・。
その結果時計が狂うということがなく①の時計の調整は実施していません。
ただ②に関しては不安だったので実施しました。
方法はバッテリーを交換した最初にイグニッションスイッチを0Nにしてから
エンジンを掛けない状態でアクセルスロットルの全開全閉を3回繰り返してから
エンジンを掛けずにイグニッションスイッチをOFFするということです。
この操作によりCPUがスロットル開度のキャリブレーションを実施するようです。
マニュアルを確認すると1、2回全開にするとなっていますので回数はどっちでも
いいのかな?
その他、サービス機能のカレンダーもあるようですがこれに関しては機能的に
問題ないので直ぐに調整の必要はないと言われました。
またスロットル開度のキャリブレーションは実施しなくても走行には問題ないと
いうことで、実施した方がいいという位のようです。
何れもマイスターに詳しく聞いた方がいいみたいですね。

という訳で純正のユアサYTZ14SからGSユアサのYTX-14BSに
交換しました。
本来なら同じYTZ14Sがいいんでしょうが前モデルで不評だったEXIDEの
ETX14-BSからユアサのYTX-14BSになっていると思っていたもので・・・。
マニュアルにはETX14-BSか、AMGバッテリーとしか書いていません。

交換作業に関しては純正のYTZ14Sは高さ調整する為に下駄を履かせて
いました。



これは以前の型式から取り付け互換を保つ為の処置なんでしょうが
何故取り付け互換のないYTZ14Sにしたのか?
ちょっと気になったので調べて見るとCCA値が異なっていました。
純正のバッテリーYTZ14SにはCCAは記載されていませんがGSユアサの
YTZ14Sを調べるとCCAは230になっています。
私が交換したGSユアサのYTX-14BSはCCAが200で少し小さくなって
いますので始動性が悪いということになります。
恐らく純正バッテリーのクレームが多かったので性能アップしたんでしょうね。
また電源ハーネスをビス止めする為のナットが電極の端子台に入らなかった
ので少し端子台を削りました。



GSユアサのYTZ14Sならそんなことをしなくてもいいんでしょうね。
一応交換は無事完了して今のところ始動性は問題ありませんが恐らく寿命は
以前ほど持たないでしょうね。




交換費用は安く上がりましたがバッテリーの性能を落としてしまったのは良く
ないですね。もう少し情報収集しておくべきでした。
以上、ちょっと失敗してしまったバッテリー交換の話でした^^;;


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