2014年10月17日金曜日

ナイト・レンジャー・ジャパン・ツアー2014




事後報告になりますが10月8日(水)、仕事を終えてから湊町リバープレイスにある
ライブハウス「なんばHatch」に行って来ました。
世間では皆既月食に躍起になっている最中、私はというとナイト・レンジャーの
ジャパンツアー2014に参戦してきました!

地下鉄なんば駅から直ぐにある湊町リバープレイス
概観はこんな感じ↓




この建物、何となくナイトレンジャー(NR)のファーストアルバム「DAWN PATROL」の
表紙に出てくるパノラマアンテナに似ていると思うのは私だけ?



内部はこんな感じ。

実はNRのコンサートに行くのは31年ぶりで私が高校生の時以来です。
それは83年の12月7日、大阪フェスティバルホールに初来日した時でした。
82年にメジャーデビューして瞬く間に全米で一躍有名になり翌83年には初来日という
80年代を代表する異色のハードロックバンドでした。
当時はクワイエット・ライオットやデフ・レパード、アイアン・メイデン、クロークス、
ヴァン・ヘイレン、AC/DCなど卓越したテクニックを持ったニューギターヒーローの出現
の中にあって、唯一ツインギターであるNRの登場は珍しく、またその驚異的な技の連発
に技術至上主義の結晶とまで言われていたほどです。
特にソロの時に変型ライトハンド(8フィンガー奏法)を披露するジェフ・ワトソンのプレイは
ヴァン・ヘイレンの登場以来、久々に興奮するモノでした。
またトレモロアームを駆使するブラッド・ギルズのトリッキーなプレイもギターキッズを虜に
していました。
滅多に他のミュージシャンを誉めないリッチー・ブラックモアが「あの二人は本当に素晴
らしい」と絶賛したぐらいです。
そんなNRもディープ・パープルのことをリスペクトしています。
彼らのデビューシングルの「Don't Tell Me You Love Me」邦題「炎の彼方」のライブでは
間奏部分に「Highway Star」をぶち込んでいます。
それがまた違和感なく聴けるというのが摩訶不思議・・・。
それがこのMV↓

Don't Tell Me You Love Me

ハイウェイ・スターの前にイーグルスのホテルカリフォルニアも入っていますね^^;
これは彼らがサンフランシスコ周辺のベイ・エリアを拠点としていたからですかね?




これはNRのツアーパンフレットですが写真左側は私が17才で初来日した時のモノ、
右側は今回のツアーパンフレットになります。
メンバーの年齢ももう五十後半になり、皆すっかりいいオジサンになっていました。
またメンバー構成も当時のフルメンバーではなく、現役で残っているのはボーカル&
ベースのジャック・ブレイズ、リードギターのブラッド・ギルズ、ボーカル&ドラムの
ケリー・キージーの3人だけです。
私の大好きだったジェフ・ワトソンは既に脱退していて、もう二人の掛け合いを聴く
ことは出来なくなってしまいました。

その他、ドラムのケリー・キージーとベースのジャック・ブレイズの二人のリード
ボーカリストがいるというのもNRの特徴になっていますね。
この二人のコンビネーションも素晴らしかった。

31年前にフェスティバルホールに行った時と比べると人気は下火になっていますが
それでもビッグ・ヒットした「炎の彼方」のギターリフは、リッチーが作った
「スモーク・オン・ザ・ウォーター」に引けをとらないほど、ロック史上に永遠に残る
名曲だと思います。
今回の観客層はギターキッズだった40後半から50台の方が殆どで、ギターソロが
始まるとそのテクニックに皆さんもう釘付け状態、最初から最後までずっと
立ちっぱなしで皆さんノリノリでした。

今回も携帯電話やスマートフォンによる撮影はOKということなんで沢山撮って
来ましたが殆どがピンボケ・・・(涙)
ちょっとハシャギ過ぎたかも知れませんねf^^;
今回はライブハウスということでステージとの一体感もあって自然とエキサイト
してしまいます。
そんな中、辛うじてまともに写っているギターソロをアップしてみました。
一曲全部収めるのは難しかったのでギターソロのみです!

ロック・イン・アメリカ

ジェフ・ワトソンのエイトフィンガー奏法が見れなかったのが残念ですが
ニューフェイスのギターリスト、ケリ・ケリーも健闘していました。
ブラッド・ギルズのフロイド・ローズを知り尽くしたアーミングはまだまだ健在でした!

当日のセットリスト

1.Touch of Madness
2.Four in the Morning
3.St.Bartholomew
4.Coming of Age [Damn Yankees]
5.Growin' Up in California
6.School's Out [Alice Cooper]
7.Sentimental Street
8.Eddie's Comin' Out Tonight
9.Sing Me Away
10.The Secret of My Success
11.Dont Live Here Anymore
12.High Road
13.Highway to Hell
14.Goodbye
15.When You Close Your Eyes
16.Don't Tell Me You Love Me

アンコール

17.Penny
18.Sister Christian
19.(You Can Still) Rock in America

2014年10月6日月曜日

十三夜



今日10月6日(月)は十三夜、台風一過で綺麗なお月さんが出ていますね。
十五夜に次いで美しい月といわれていて、十五夜または十三夜のどちらか一方の
お月見しかしないことを「片見月」と呼んで縁起が悪いといわれているそうです。
幸い今年は両日とも綺麗なお月さんが出ていましたね。




法隆寺や興福寺の五重塔なんかと一緒に撮れは趣があるんでしょうが、
そんな元気もないので自宅のベランダから済ませました^^;

この他にも今週は天体ショーが見逃せません。
10月8日は皆既月食です。
皆既月食は2011年12月以来、およそ3年ぶりの天文現象ですから期待も高まりますね。
その頃、私はなんばHatchにいると思います!


2014年10月4日土曜日

靭公園MUSIC FESTA FM COCOLO~風のハミング~



事後報告になりますが9月13日(土)、毎年恒例になっている大阪の都会のど真ん中
で行われている野外音楽イベント「風のハミング」に行って来ました。
今年で4回目を迎えるこの音楽祭、奥さんと初めて参加したのが第2回目からなので
今年で3回目の参加になります。

中学、高校時代はテレビよりもラジオを聴くことが多かった私、70年代末から80年代
初頭のオールナイトニッポンの第2黄金期が私が丁度ラジオに嵌っていた頃でしょうか。
当時はフォークソングが全盛期で、パーソナリティも豪華なシンガーソングライターが
入れ替わり務めていましたね。
内容はトーク中心でネタはリスナーからの葉書が主体になっていて、よく葉書を書いて
投稿していたものです。
今も音楽をこころのスパイスにするラジオ世代の心を鷲掴みにしているFMCOCOLO、
そんなラジオ局が一丸となって毎年盛り立てているイベントが「風のハミング」です。
イベントの詳細は過去ログを参照して下さいね↓

風のハミング2012

風のハミング2013

今年のゲストは杉山清貴さんと槇原敬之さん、そして2年連続のシークレットゲスト、
今話題になっている錦織圭!じゃなくってK君の登場です。
当日と同じボケでスイマセンf^^;
K君は私たちの世代に比べると若いので、この人選はちょっと意外でした。

登場の経緯はこんな感じ。
プログラムも中盤に差し掛かった頃、ステージでは何時ものようにゆるーい音楽コントが
始まりました。
KANさんが毎年選曲が普通なので今年は意外な曲でコラボしたいと言い出し
そして選曲したのが冬のソナタの主題歌である「最初から今まで」・・・^^;
すかさず要さんが、このメンバーで誰も韓国語が歌えないだろうとツッコミを入れる。
そこに馬場さんが主人公のペ・ヨンジュンに扮して登場、こんな歌が歌いたかったと
奮い立つという設定。
ところが誰が見てもクチパクがあからさまで本人が歌っているとは思えない^^;
そんなゆるーい遣り取りが始まると会場の皆さんも期待がどんどん膨らんできて
ザワつき始め、今年もまさかの2年連続シークレットゲストの登場という演出です。
K君は2004年に日本でデビューして以来、韓国語で歌ったのは、今回が初めて
だったそうです。
K君は要さんとKANと以前から仲がいいというのは分かっていましたが、この登場の
仕方はちょっと無理やりで思わず笑ってしまいました^^
冬ソナのファンでない人にとってはK君がこの歌を歌っていたのかと勘違い
してしまいます^^;
登場するやいなや皆から結婚の祝福の言葉を掛けられたK君、幸せ一杯の満面の
笑みを浮かべていましたね。

ところで今年のチケット争奪戦は意外にもヒロさんの番組の先行予約であっさりと
電話が繋がって何とアリーナの5列目をゲットすることが出来ました。
これぐらいの席になると出演者の表情が肉眼でもハッキリと分かります。
今まで行ったライブの中で一番の良席で最高でした。
このチケット、自分でいうのも何ですが可なりお得感があります。
この値段でこれだけの豪華メンバーが同時に観れて、出演者の往年の名曲と
怒涛のように繰り広げられるコラボがライブで聴けるんですからもうタマリマセン。
杉山清貴さんのあの高い声域と歌唱力は今でも健在でした。
「さよならのオーシャン」は懐かしかったな~。それにアコースティックギターを弾く
イメージがなかったので、その腕前にもびっくりしました。
マッキーの「世界に一つだけの花」は全員で振り付けして歌ったのがいい思い出に
なりました。「もう恋なんてしない」はライブで聴くと、うるっとしてしまいましたね。
後半になるともう会場全体が一体感を増して、全員がバックコーラスにまわり
シニア世代なんか感じさせないぐらい皆さんノリノリでした!

午後2時にスタートして途中2回の休憩を挟み午後7時に終演、
今年もアットホームで大人の雰囲気漂う素敵な時間を満喫することができました。
ちょっと気が早いですが来年もこのイベントに参加出来るように色々と頑張らないと!
先ずは夫婦共々健康第一でいきたいものですね。



靱公園センターコート

今年は家族3人で行って来ましたよ。

開場2時間前に到着、既に周りには沢山の人だかりが出来ていました。
 
このイベントのもう1つの特徴がこのデリシャス・バンケット会場。
京町堀界隈のカフェやレストラン・SHOPがタッグを組んで
このイベントを盛り上げてくれています。
 
デリシャス・バンケット会場はセンターコートの地下にあって
会場から自由に出入りできます。
今年も大盛況でした。

バンケット会場はこんな感じで基本テイクアウト。
コンサート会場に持ち込みは自由です。
飲食しながら野外コンサートを楽しめるのもこのイベントの醍醐味でもあります。
ビールやワインもOK!流石年の功、皆さん紳士に振舞っています。

センターコート特設会場のレイアウトはこんな感じ。
この座席表がネットに流通してなくて結構貴重なんです。
これが無いと毎年チケットをゲットした時、どんな位置か確認できないんですよね。

今年はアリーナ席をゲット、5列目はこんな感じ。
ステージまで10mもありません。
会場内は撮影禁止ですがこんな良席は滅多にないので記念に開演前にちょこっと撮影させて貰いました。


当日のセットリスト

第1部  ※敬称略

1.シーサイド・バウンド/ザ・タイガース
  KAN+要+馬場
2.靭のハミング
  KAN+馬場+スタレビ
3.ホテル・カリフォルニア/イーグルス
  KAN+馬場+スタレビ+杉山+槙原
4.今日も君が好き/馬場
  馬場
5.最後まで/馬場
  馬場
6.スーパーオーディナリー/馬場
  馬場+槙原+KAN
7.金曜日の天使たち/馬場
  馬場+レビ
8.REGRETS/KAN
  馬場+KAN
9.東京ライフ/KAN
  KAN+槙原
10.ときどき雲と話をしよう/KAN
  KAN+スタレビ+杉山+馬場
11.よければ一緒に/KAN
  KAN+スタレビ+杉山+馬場+槙原

第2部

12.大都会/クリスタルキング
  要+杉山+KAN+馬場
13.さよならのオーシャン/杉山
  杉山
14.Livin'in a Paradise/杉山
  杉山
15.最後のHolly Night/杉山
  杉山+馬場
16.君のハートはマリンブルー/杉山清貴&オメガトライブ
  杉山+スタレビ+KAN
17.アローンアゲイン/ギルバート・オサリバン
  槙原+KAN+馬場+要+杉山
18.最初から最後まで(冬のソナタ)
  要+KAN+馬場+杉山+槙原+K(シークレットゲスト)
19.641/K
  K(シークレットゲスト)+スタレビ+KAN+馬場+杉山+槙原
20.Answer/槙原
  槙原
21.もう恋なんてしない/槙原
  槙原+要
22.四つ葉のクローバー/槙原
  槙原+要+KAN+馬場+杉山
23.世界に一つだけの花/槙原
  槙原+要+KAN+馬場+杉山

第3部

24.昔話を繙くように/スタレビ
  要+KAN
25.Magic~手をつなごう~/スタレビ
 
  スタレビ
26.ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス/スタレビ
  スタレビ
27.今夜だけきっと/スタレビ
  スタレビ+槙原
28.BOYS ON THE RUN/馬場
  スタレビ+KAN+馬場+槙原
29.どんなときも/槙原
  スタレビ+KAN+馬場+槙原
30.ふたりの夏物語/杉山清貴&オメガトライブ
 
  スタレビ+KAN+馬場+杉山+槙原
31.愛は勝つ/KAN
  スタレビ+KAN+馬場+杉山+槙原
32.愛の歌/スタレビ
  スタレビ+KAN+馬場+杉山+槙原

アンコール

33.靭のハミング
  スタレビ+KAN+馬場+杉山+槙原
34.家路(新世界より)/ドヴォルザーク
  スタレビ+KAN+馬場+杉山+槙原