10月12日(土)~13日(日)の一泊二日で岡山県にある蒜山高原へソロキャンプに行って
来ました。
蒜山は岡山県と鳥取県の県境にあって、大山連邦の東側に連なる上蒜山(1,202m)と
中蒜山(1,122m)、そして下蒜山(1,100m)の3つの三座を総称して蒜山と呼んでいる
そうです。
今回はそんな蒜山の裾野にかけて牧歌的な採草放牧地が広がっている蒜山高原にある
中蒜山オートキャンプ場に行って来ました。
西の軽井沢と讃えられるぐらいサマーシーズンには避暑地として賑わっている蒜山高原は、
なだらかな穂線が連なり広大な牧草地でジャージー牛が放牧されているという長閑な風景が
広がっています。そこからちょっと北へ走れば今度は中国地方の名峰大山(1,729m)の
雄大で荒々しいアルペン的な絶景が広がっています。
それは言葉で表現できない大自然が織り成す壮大な造形美に終始圧倒されていました。
今回はその辺りをツラツラ~とレポートしたいと思います。
往路)
西名阪(法隆寺IC)~阪神高速14号松原線~阪神高速1号環状線~阪神高速11号池田線
~中国自動車道池田IC~赤松PA~院庄IC~R181~道の駅(久米の里)~R313~r422~
r114~鬼女台~r114~r422~中蒜山オートキャンプ場
帰路)
中蒜山オートキャンプ場~r422~r114~鬼女台~r45~一向ヶ平~地蔵峠~r44~
r34~船上山~r30~r24~r158~r45~一ノ沢~二ノ沢~三ノ沢~鍵掛峠~r45~
r114~鬼女台~r114~r45~R313~r205~倉吉(白壁土蔵郡・赤瓦)~r38~
R179~R9~東郷湖臨海公園~泊東郷IC(青谷羽合道路)~青谷IC~R9~r265~
鳥取砂丘~r183~R9~R178~道の駅(あまるべ)~R178~余部IC(余部道路)~
香住IC(香住道路)~佐津IC~R178~R426~R312~R9~R427~山東IC(北
近畿豊岡自動車道)~春日IC~r138~r69~r97~r300~R173~池田木部第二
IC(阪神高速11号池田線)~豊中JCT~名神高速道~吹田JCT(近畿自動車道)~
松原JCT(阪和自動車道)~三原JCT(南阪奈道)~葛城IC
朝7時に自宅を出発、行きは高速を使って途中休憩は赤松PAの一回のみ一気に院庄IC
まで走ります。
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赤松PA |
蒜山までは米子道に乗れば早いと思いますが折角なので道の駅「久米の里」にある巨大な
ガンダムを見てきました。
一応定番の観光スポットなので寄ってきましたが、もう時事的に時代遅れなのか?
三連休の初日だというのにガンダムの周りには誰もいなかったです^^;
ガンダムといえば私が中学生の頃に始まったテレビアニメですから彼此34年前になります。
当時としては斬新なストーリーでスペースコロニーやモビルスーツといったキーワードも
当時としては現実味のある設定でSFアニメとしては宇宙戦艦ヤマトに次ぐ人気番組だったと
思います。展示されているのはZガンダムといって、その後のシリーズのものです。
アニメの設定の1/3スケールということですが、それでも身長が7mもあります。
関節部分は可動式で動力はエアーシリンダーになっています。
背面にはエアーホースが物々しく張り巡らされていました。
実際にコックピットに人が乗り込んで操作できる二足歩行の有人汎用機械ということです。
地元の工業高校の卒業生が一人で7年掛けて制作されたそうですが、その苦労の跡が
随所に感じられます。
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久留米の里 |
今までは高速ばかりの短調な道程でしたが今度は瀬戸内から日本海に縦断する観光ルート
ロマンチック街道R313を北上します。
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ロマンチック街道 |
R313は観光振興の盛んな路線のようで沿線には西の横綱と呼ばれている湯原温泉が
あります。残念ながら寄っていると遅くなるのでスルーします。
どこがロマンチック街道かと問われると・・・ちょっと?でした。
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蒜山高原線 |
R313から蒜山高原の南麓を東西に入る一般県道422蒜山高原線に入ると景色が一変
します。北側に蒜山を望みながら牧歌的な風景が続きます。
時折り牛舎の匂い漂ってきて大きなトラクターが走っていたり本当に長閑なところです。
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中蒜山オートキャンプ場 |
暫く走ると今夜宿泊予定の中蒜山オートキャンプ場を通過します。
r422は観光路線のようで高原サイクリングができるように自転車道が併走していました。
この道を更に進むと日本最大のジャージー牛の産地として有名な蒜山高原のメインスポット
の三木ヶ原にでます。
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鬼女台 |
三木ヶ原から本日のメインメニューである蒜山・大山スカイラインを走ります。
蒜山・大山スカイラインは岡山の蒜山高原から鳥取の大山鏡ヶ成へ至る全長9.1キロの
観光路線です。途中にある鬼女台からは奥大山や蒜山高原の360度の大パノラマが
一望出来ます。
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鬼女台 |
左側が大山、右側は烏ヶ山です。初日は残念ながら大山に厚い雲が掛かっていました。
しかし、ここからの眺めは本当に素晴らしいです。
北西には大山や烏ヶ山の荒々しいアルペン的な山肌が、それとは対照的に南東を見れば
蒜山高原のなだらかで牧歌的な穂線を望むことができます。
鬼女台の周りはススキの群生地でもあるので紅葉シーズンにはひときわ賑わうことでしょうね。
冬季になると立山アルペンルートの雪の大谷には敵いませんが立派な雪の壁も見れるそうです。
暫く鬼女台で休憩したあと蒜山・大山スカイラインの終点鏡ヶ成まで走ります。
そこから大山環状道路へ向かおうと思いましたが、その頃になると奥大山辺りに濃霧が
出てきて視界がイマイチ、この分じゃ綺麗な景色は望めそうにないので楽しみは明日という
ことにして早めのキャンプ場のチェックインとなりました。
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中蒜山オートキャンプ場 |
テントの設営を早々に済ませて、夕飯の買い出しと温泉に向かいます。
夕飯と云ってもソロなんでビールとツマミがあればそれだけでOK。
折角なので蒜山ジャージー粗挽ソーセージとチーズ入の2種類、そして竹寄せ豆腐を買って
来ました。
一応お米とレトルトカレーは持参してきたので最後の仕上げにでもと思いましたが結局ビールで
お腹一杯になりました。
今宵は上弦の月・・・満天の星空が綺麗でした。
ここ中蒜山オートキャンプ場は結構オススメなキャンプ場だと思います。
フカフカした芝生サイトが気持ちよくて北側には中蒜山が見える開放的なところです。
これでサイト使用料がバイク1台800円ポッキリです。
勿論バイク乗り入れ可です。
炊事場が少し狭いのとトイレが仮設の水洗なんで、それさえ気にしなければ個人的には
結構いい線いっているキャンプ場だと思います。
あとトイレットペーパーは持参です(テッシュペーパーは詰まるので厳禁と言われました)。
温泉はバイクで5分位のところに蒜山高原スポーツ公園内にある日帰り入浴施設の
蒜山やつか温泉「快湯館」があります。
天然ラドン温泉で大浴場、露天風呂、ジャグジー、サウナなどがあります。
夕食と摂っているとお隣さんからの訪問者がありました。
お話をお聞きすると山口からご夫婦でトレッキングに来られたとか、またご主人はバイクも
乗られているそうで北海道のキャンプツーリングや阿蘇、天空の道の話など、ほんの短い
時間ですが楽しい一時を共有させて頂きました。
ブログもやっておられるということで後日確認するとヤマハセローで全国を旅する素敵な
ライダーさんでした。
旅の撮影日記
こんな出会いが出来るのもソロキャンプならではの醍醐味ですね。
SMAPさんのブログのどこかに私のGSが載ってますよ。
次の日の同じサイトに別のGSのキャンパーが泊まっていたそうです^^;
確かにGS乗りが多くなりましたね。
さて、次回は大山一周のレポです。
筆不精でなかなか捗りません・・・。