2013年12月23日月曜日

潮岬キャンプ


潮岬キャンプ場
望楼の芝

12月22日~23日に今年最後になる冬キャンプに行って来ました。
場所は私がキャンプツーリングを始めた頃に一番最初に行った潮岬キャンプ場です。
当時はカワサキのZZR1100D5(97年モデル)に乗っていました。
詳細のキャンプレポは後日として、今回はちょっと懐かしかったので当時のレポを復活させて
見ました^^;
変な言い回しや気取っているところは悪しからず^^

潮岬キャンプツーリング ZZR1100D5編2006年

あれからもう7年も経つんですね・・・月日が経つのは本当に早いものです。
サンゴの湯なんかは新しく改装されていました。
串本の名物かつお茶漬けは昔と変わらず美味しかったです。

今年の抱負は1シーズンに最低1回キャンプに行くことを目標にしていたので辛うじて
クリアできました。それでも年間で通算5回、約三ヶ月に一回のペースです。
来年はもう少し出れたらいいなって思っています。

今回の詳細のレポは後日ということで、その前に例のヤツを片付けないと^^;

2013年12月21日土曜日

大山・蒜山キャンプ(二日目~大山一周~)



前回のレポから大分と間が空いてしまいましたが10月12日~13日に行った大山・蒜山
キャンプ二日目の大山一周のレポです。

朝6時に起床、朝食の支度を始めます。
流石にこの時期になると高原キャンプの早朝は冷え込んで来ました。
外で調理するにはちょっと寒かったのでテントにすっ込んだままでの朝食ですA^^;




メニューは至って簡単、茹でたサラスパにパスタソースを掛けるだけ・・・
後は食後のホットコーヒーさえあればそれだけで十分です^^;




夏の終わりから秋の早朝にかけては朝露で木の葉や草の葉の上には水滴が溜まり太陽の
光を受けてキラキラと輝いています。
これから冬になるとそれが霜となり今度は真っ白な銀世界に変わっていくんですね。

さて朝食が終われば、さっさとテントを片付けて大山一周に向かいます。
コースは予告編でも紹介している通り島根県サイクリング協会が毎年主催している
サイクルイベント「ツール・ド・大山」を周回するつもりです。
大山町にある博労座駐車場がスタート&ゴール地点で大山を一周する約80キロ、標高差
約800mのアップダウンが激しい山岳コースになっています。

ツール・ド・大山

正確に言うと私が走ったのは上記コースとはちょっと違って県道30号線の香取展望台付近から
大山寺入口までと県道45号線の舛水高原~奥大山御机間は大山環状道路を走っています。
交差点毎にツール・ド・大山の道路標示ペイントがあって迷う筈はないんですが、
てっきり大山環状道路を走るものだと思い込んで後になって気づいた次第です^^;


大山一周コース

ツール・ド・大山と比べるとコース左上と下のルートが微妙に違うでしょ^^;


鬼女台

キャンプ場を後にして先ずは昨日と同様、蒜山・大山スカイラインを鬼女台に向けて走り
本日の大山の見晴らしをチェックします。

鬼女台
大山南壁と烏ヶ山
おォ~なかなかいい感じの見晴らし、この調子ならもう少しで雲も晴れてきそうです。
r114蒜山・大山スカイラインの終点鏡ヶ成まで走り、そこからツール・ド・大山と同じく反時計
周りで大山環状道路r45に入り東大山側の地蔵峠を目指します。


一向ヶ平展望駐車場
大山東壁の山頂がチョコっとだけ顔を出します

鏡ヶ成交差点から暫くr45を走るとツール・ド・大山のコース最高標高地点となる標高997m
地点を通過、そこから強烈な長いダウンヒルが続きます。
新小屋峠を越え東大山大橋を渡り再び尾根上へ登ると一向ヶ平展望駐車場があります。
ここまで来ると大山の東側山頂がちょっとだけ顔を出します。
そこから直ぐ先に東大山の観光スポットである地蔵峠の展望駐車場があります。

地蔵峠展望駐車場
噂に聞いていたほど見晴らしがイマイチだと思ったら地蔵峠の展望台はまだその先のr45と
r44の交わる手前にありました。ここにある二階建ての木製展望台からの東大山の眺めは
素晴らしかったです。

地蔵峠
展望駐車場

地蔵峠展望台からの眺望

地蔵峠展望台
大山東壁がハッキリと見えます。

地蔵峠の三叉路r45をr44へ進路変更して国道9号線に向けて峠をどんどん下って行きます。
暫くすると鳥取県の景勝地である船上山を示す道路標識が出てきました。




ツール・ド・大山では交差点毎にこんな↓道路標示ペイントを設けてくれてあるので
迷わなくて便利です。



r34に入ると急に道路が狭くなって緩いアップダウンの林道が続きます。

県道34林道

暫くすると今度は視界が一変して遠目に船上山の断崖絶壁が見えて来ます。
この間一台のバイクともスレ違うことはありませんでした^^;






クネクネとした林道を進んで船上山三叉路を左折、船上山ダムを右手に進んで行くと
船上山展望駐車場があります。
近くまで来ると荒々しい断崖が数キロに渡って連なっているのが分かります。
船上山の頂上は平坦になっているようで、そこからの断崖は柱状節理による高さ100m以上
の崖になっており天然の城塞をなしていました。間近で見ると凄い迫力です。

船上山
屏風岩



そこからr34を暫く走るとr30に突き当たり左折します。
そこからは一気に視界が開けて大山を真北から望む広大な空間が目の前に飛び込んできます。

県道30号線
道路の脇には牧草地が広がるこの牧歌的な光景が気持ち良くて思わずシャッターを切って
いました。それから一息坂峠を越えると北大山がどんどん近くなってきます。

香取展望駐車場
大山北壁
更にr30を進むと大山国際スキー場のあるリゾートエリアに入って行きます。


大山ホワイトパレス
ゲレンデから見た大山北壁
この辺りまで来るとリゾート施設が多く、観光客で賑わって来ました。
最近は「山ガール」の流行語と共に中高年の登山人気が年々高まっている感じで、
こんな所にもモンベル店がありました。
当日も沢山の登山客で賑わっていましたね。

モンベル大山

お店の横を流れる河原
大山寺橋

ここでr30~r24~r158へと大山環状道路を繋ぎます。
r158で舛水高原まで走って、そこからr45に入ります。
舛水高原から見る西大山は南壁や北壁などに見られる溶岩ドームが崩れた
荒々しいアルペン的な険しい表情とは対照的に、比較的なだらかで火山の面影を残す
やさしい山容でした。
もう少し下がって大山放牧場まで行けば伯耆富士と呼ばれている富士山の形に似た
大山が見れるようです。


舛水高原
大山西側の山容
舛水高原からはr45を南東に進むと大山の3つの大規模な崩落沢を渡ります。
この区間は西日本屈指といわれるブナの原生林が張り出した自然のトンネルになっています。


一ノ沢

一ノ沢

二ノ沢

三ノ沢は通り過ぎてしまった為、写真は無しです。
大山の山頂から裾野まで続く3つの大きな沢が大山環状道路を横切っています。
大規模な崩落によってできた南壁のシンボルといえる沢ですが、大量の土砂が流下する様は、
まさに大山を流れる三本の巨大な沢になっていました。
今尚大山は崩落を続けて、その山容は刻々と変化しているのでしょうね。
ご覧の通り砂防工事も進んでいて南壁から崩れてきた岩がゴロゴロとしていました。
この大自然が創り出す壮大な風景に思わず息を飲んでしまいました。


鍵掛峠
大山南壁

ブナの原生林を抜けると南大山の絶景ポイントである鍵掛峠を走ります。
手前にはブナ樹林の絨毯が広がり、そこから壁のように切り立った荒々しいアルペン的な
山襞を創り出す南壁とのコントラストは見る者を全てを圧倒します。
中国地方最高峰の名に恥じない雄姿をみせてくれました。

この後、奥大山の御机を通って大山一周地点の鏡ヶ成に戻って来ました。

奥大山

鏡ヶ成から再び蒜山高原に続く蒜山大山スカイラインに入って本日の大山一周のスタート
地点である鬼女台に到着しました。

鬼女台
大山一周達成

鬼女台

今回は大山環状道路を周回する形でツール・ド・大山のサイクリングコースから少し外れた
形となりましたが、他にも周囲の大山広域農道や大山道路と呼ばれる県道24号、県道52号
などどれも大山を眺望できる絶景ポイントが沢山あるので、今度はその辺りも走って見たい
と思っています。
今回大山を一周を終えての感想は、こんな信州を思わせるような雄大な景色が
中国地方にもあるなんて思ってもいませんでした。
ビーナスラインには敵わないと思いますが、この山岳コースのパノラマも決して引けをとって
いないと思います。
是非、四季折々の大山の姿を見てみたいものですね。


さてお山とワインディングロードでお腹も一杯になったことなので帰りは日本海側を
走ることにします。

詳細は後日につづく・・・ってまだ完結しないの?
筆不精な者でスイマセン^^;



2013年12月14日土曜日

紀の川農道プチツーリング



今日はたーぼっくさんのプチツーリングに参加させて頂きました。
たーぼっくさんがタイヤ交換されたということで、その皮むきを兼ねてお散歩&オススメの
お土産グルメツーリングとなりました。
実は私もフロントタイヤを交換したばかりなので丁度良かったです。
メンバーはたーぼっくさんの仲良しトリオのにっしゃんさんとブルーベアさんの3人、そして
今回2回目の参加となる私の計4名です。

集合場所は阪和道泉南を降りた先の道の駅「根来さくらの里」でちょっと遅めの12時半に
集合でした。
コースはr63を岩出方面に少し走って、そこからは関西のツーリングのメッカでもある
紀の川農道を走ってお土産を買って帰るというベリーショートなツーリングです。
紀ノ川広域農道は、波打つような三重のアップダウンや急勾配のコーナー、山麓に延びる
真っ直ぐなストレートなど、まさにジェットコースターを思わせる起伏の多いロードとして
有名です。

今回のコースはこんな感じです。



途中、たーぼっくさんいきつけの観音山フルーツガーデンでお土産を買いました。
1キロ単位の量り売りで色んなフルーツが買えます。

観音山フルーツガーデン直売所

観音山フルーツガーデン駐車場


この時期は観音山レモン、みかん、ハッサク、はちみつがオススメみたいです。
私は嫁さんが柿が大好きなので柿を買いましたがお店の方からみかんもサービスして
頂きました。嫁さん曰く柿はレモンの5倍のビタミンCを含んでいるそうです。
お店の方から観音山フルーツガーデンの農園通信に載せたいということでGSをバックに
記念撮影をして貰いました。
お店のブログにも載るんでしょうか?

観音山フルーツガーデン

それから紀の川農道終点まで走って、橋本からは五条道路に併走するようにr731~
r104~r261~r30を走って葛城にある道の駅「當麻の家」まで行って解散となりました。
お墓がバックになっていますが駐車場の奥がお墓になっているだけです^^;

道の駅ふたかみパーク當麻
當麻の家


ここでもたーぼっくさんオススメのチーズケーキを買いました。
人気のチーズケーキのようで混雑時は1時間程の待ち時間があるみたいです。
焼きたてを販売しているので特に時間が掛かるようで売れ切れもあるとか。
そこは皆さん慣れたもので先ず集合した時に必要な数だけ予約を入れておいて、
あとは到着する15分位前に連絡して焼きたてホヤホヤを持って帰るという徹底ぶりです。
ブルーベアさんが連絡して全て段取りしてくれました。
帰宅後、早速娘がチーズケーキを食べて、リクローおじさんのチーズケーキとどっちが
美味しいと聞くと「どっちも~」って言ってました^^。

當麻の家

こんなお土産グルメツーリングもいいですね。
紀の川農道で走りも堪能できましたし、昼からちょっと走るにはいい感じのプチツーリング
なりました。

たーぼっくさん、にっしゃんさん、ブルーベアさん
今日はありがとう御座いました!


さて、今年ももうあと僅かになってしまい今年最後の冬キャンプも未だ行けてません。
来週には行かないと本当にヤバそうです。
それに大山・蒜山キャンプのツーレポもまだですし・・・。
筆不精というより単に怠け癖が付いているだけです^^;

2013年11月12日火曜日

ポールがやって来た!


2013’11,21追記

ここ最近の音楽シーンはポールさんの話題で持ち切りですね。
しかしそれも本日21日に行われるアウト・ゼアー・ジャパン・ツアー最終日である東京ドーム
を残すのみとなってしまいました。もう直ぐポールさんともお別れです。
正直言うと最初は今回のツアーに行こうかどうか迷っていました。
しかしポールさんの年齢を考えると今回を逃せばもう二度とビートルズという音楽史上最も
革新的な影響を与えたグループの重要人物に会えないかも知れないという衝動に
駆られたんですね。
私の年齢からするとビートルズをオンタイムで聴いていた世代ではなく、一世代前ぐらいが
全盛期になると思います。なので人に自慢できる程ビートルズの事を知っている訳でもなく
熱狂的なファンということでもありません。
しかし何時の間にかビートルズの曲を好んで聴くようになり自然とリスペクトするアーティスト
の一人になっていました。
初日のセットリストでは37曲中、23曲がビートルズ時代、ウイングス時代から6曲、そして
ソロの時代から8曲で、その内の4曲が新譜という内容です。
ツアー初日のオープニングで唄った「エイト・デイズ・ア・ウィーク」はビートルズが64年に
発表した曲、それから数えると今回のポールさんの最新アルバム「NEW」は50年越しの
新譜ということになります。
半世紀経っても現役で、それも71歳になって作曲したとは思えないほど繊細で、且つ
パワーを感じさせる楽曲ばかりです。

EIGHT DAYS A WEEK

NEW

それとあまりメディアでは取り上げられていませんが特筆すべきところはツアークルーの
仕事が素晴らしかったことです。
バックバンドや音響設備、映像、ライティング、演出などどれをとっても私が今まで見た
コンサートの中で一番クオリティが高かったです。
京セラドームみたいなスタジアムでやると音割れして聴き辛いことがあるんですが、
あんな大きな会場でもオリジナルに近い音源でクリアに聴けたのにビックリしました。
他のミュージシャンがダメということではなくポールさんが連れてきたクルーがスバ抜けて
良かったという事です。関係スタッフを態々イギリスから連れてきたそうです。
この辺りの徹底振りは流石です。
今回のツアーを見ていてポールさんの音楽に対する情熱や音楽を凄く愛しているんだなと
いう姿勢がヒシヒシと伝わって来ました。この調子ならまだまだ現役は大丈夫でしょう!
近いうちにまた来日してくれるのではと思います。




ビートルズは国境や時代、世代を越えて、これからも永遠に愛されることでしょうね。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------




私にとって2013年の音楽イベントの締め括りはやはりこれで決まりです!
そう皆さんご存知の通り昨日11月11日行われたポール・マッカートニーのアウト・ゼアー
ジャパン・ツアー初日京セラドームに行って来ました。




ビートルズが初来日したのが1966年、私が生まれた年です。
なので初来日から数えると今年で47年経ちます。
ポールさんにとっては11年振りの来日ということで御年七十一歳です。




途中休憩なしの37曲を熱唱、とても71歳には思えないパフォーマンスでした。
セットリストは往年のビートルズ時代から解散後のウィングス、そしてソロになってからの
名曲ばかりです。




途中、ジョンに捧げる曲と言って「Here Today」を披露、そしてジョージには「Something」を
唄い「いい曲を作ってくれたね」っと呟いていました。




「Hey Jude」では会場にいるオーディエンス全員による大合唱です。
2012年に開催されたオリンピック・ロンドン大会開会式でポールさんがトリを務めて
この曲を披露したことがまだ記憶に新しく残っています。
この曲はジョンの息子ジュリアン・レノンを励まそうと68年に作った楽曲です。
何度聴いてもいい曲ですね。
会場は「ナーナーナー、ナナナーナー」のコーラスが響き渡っていました。
その他もう聴き飽きたと思われるかも知れませんがポールさんのビートルズ時代のオリジナル曲
「Let It Be」、「Yesterday」をライブで聴けたのは感動ものです。

今日も京セラドームで熱唱されているのかと思うと昨日の興奮さめやらない状況です。
今頃は終演した直後でしょうかね・・・。


2013年10月31日木曜日

大山・蒜山キャンプ(一日目)


10月12日(土)~13日(日)の一泊二日で岡山県にある蒜山高原へソロキャンプに行って
来ました。
蒜山は岡山県と鳥取県の県境にあって、大山連邦の東側に連なる上蒜山(1,202m)と
中蒜山(1,122m)、そして下蒜山(1,100m)の3つの三座を総称して蒜山と呼んでいる
そうです。
今回はそんな蒜山の裾野にかけて牧歌的な採草放牧地が広がっている蒜山高原にある
中蒜山オートキャンプ場に行って来ました。
西の軽井沢と讃えられるぐらいサマーシーズンには避暑地として賑わっている蒜山高原は、
なだらかな穂線が連なり広大な牧草地でジャージー牛が放牧されているという長閑な風景が
広がっています。そこからちょっと北へ走れば今度は中国地方の名峰大山(1,729m)の
雄大で荒々しいアルペン的な絶景が広がっています。
それは言葉で表現できない大自然が織り成す壮大な造形美に終始圧倒されていました。
今回はその辺りをツラツラ~とレポートしたいと思います。


往路)
西名阪(法隆寺IC)~阪神高速14号松原線~阪神高速1号環状線~阪神高速11号池田線
~中国自動車道池田IC~赤松PA~院庄IC~R181~道の駅(久米の里)~R313~r422~
r114~鬼女台~r114~r422~中蒜山オートキャンプ場




帰路)
中蒜山オートキャンプ場~r422~r114~鬼女台~r45~一向ヶ平~地蔵峠~r44~
r34~船上山~r30~r24~r158~r45~一ノ沢~二ノ沢~三ノ沢~鍵掛峠~r45~
r114~鬼女台~r114~r45~R313~r205~倉吉(白壁土蔵郡・赤瓦)~r38~
R179~R9~東郷湖臨海公園~泊東郷IC(青谷羽合道路)~青谷IC~R9~r265~
鳥取砂丘~r183~R9~R178~道の駅(あまるべ)~R178~余部IC(余部道路)~
香住IC(香住道路)~佐津IC~R178~R426~R312~R9~R427~山東IC(北
近畿豊岡自動車道)~春日IC~r138~r69~r97~r300~R173~池田木部第二
IC(阪神高速11号池田線)~豊中JCT~名神高速道~吹田JCT(近畿自動車道)~
松原JCT(阪和自動車道)~三原JCT(南阪奈道)~葛城IC



朝7時に自宅を出発、行きは高速を使って途中休憩は赤松PAの一回のみ一気に院庄IC
まで走ります。

赤松PA

蒜山までは米子道に乗れば早いと思いますが折角なので道の駅「久米の里」にある巨大な
ガンダムを見てきました。
一応定番の観光スポットなので寄ってきましたが、もう時事的に時代遅れなのか?
三連休の初日だというのにガンダムの周りには誰もいなかったです^^;
ガンダムといえば私が中学生の頃に始まったテレビアニメですから彼此34年前になります。
当時としては斬新なストーリーでスペースコロニーやモビルスーツといったキーワードも
当時としては現実味のある設定でSFアニメとしては宇宙戦艦ヤマトに次ぐ人気番組だったと
思います。展示されているのはZガンダムといって、その後のシリーズのものです。
アニメの設定の1/3スケールということですが、それでも身長が7mもあります。
関節部分は可動式で動力はエアーシリンダーになっています。
背面にはエアーホースが物々しく張り巡らされていました。
実際にコックピットに人が乗り込んで操作できる二足歩行の有人汎用機械ということです。
地元の工業高校の卒業生が一人で7年掛けて制作されたそうですが、その苦労の跡が
随所に感じられます。

久留米の里

今までは高速ばかりの短調な道程でしたが今度は瀬戸内から日本海に縦断する観光ルート
ロマンチック街道R313を北上します。

ロマンチック街道
R313は観光振興の盛んな路線のようで沿線には西の横綱と呼ばれている湯原温泉が
あります。残念ながら寄っていると遅くなるのでスルーします。
どこがロマンチック街道かと問われると・・・ちょっと?でした。


蒜山高原線
R313から蒜山高原の南麓を東西に入る一般県道422蒜山高原線に入ると景色が一変
します。北側に蒜山を望みながら牧歌的な風景が続きます。
時折り牛舎の匂い漂ってきて大きなトラクターが走っていたり本当に長閑なところです。


中蒜山オートキャンプ場
暫く走ると今夜宿泊予定の中蒜山オートキャンプ場を通過します。
r422は観光路線のようで高原サイクリングができるように自転車道が併走していました。
この道を更に進むと日本最大のジャージー牛の産地として有名な蒜山高原のメインスポット
の三木ヶ原にでます。


鬼女台
三木ヶ原から本日のメインメニューである蒜山・大山スカイラインを走ります。
蒜山・大山スカイラインは岡山の蒜山高原から鳥取の大山鏡ヶ成へ至る全長9.1キロの
観光路線です。途中にある鬼女台からは奥大山や蒜山高原の360度の大パノラマが
一望出来ます。

鬼女台

左側が大山、右側は烏ヶ山です。初日は残念ながら大山に厚い雲が掛かっていました。
しかし、ここからの眺めは本当に素晴らしいです。
北西には大山や烏ヶ山の荒々しいアルペン的な山肌が、それとは対照的に南東を見れば
蒜山高原のなだらかで牧歌的な穂線を望むことができます。
鬼女台の周りはススキの群生地でもあるので紅葉シーズンにはひときわ賑わうことでしょうね。
冬季になると立山アルペンルートの雪の大谷には敵いませんが立派な雪の壁も見れるそうです。
暫く鬼女台で休憩したあと蒜山・大山スカイラインの終点鏡ヶ成まで走ります。
そこから大山環状道路へ向かおうと思いましたが、その頃になると奥大山辺りに濃霧が
出てきて視界がイマイチ、この分じゃ綺麗な景色は望めそうにないので楽しみは明日という
ことにして早めのキャンプ場のチェックインとなりました。


中蒜山オートキャンプ場

テントの設営を早々に済ませて、夕飯の買い出しと温泉に向かいます。
夕飯と云ってもソロなんでビールとツマミがあればそれだけでOK。
折角なので蒜山ジャージー粗挽ソーセージとチーズ入の2種類、そして竹寄せ豆腐を買って
来ました。


一応お米とレトルトカレーは持参してきたので最後の仕上げにでもと思いましたが結局ビールで
お腹一杯になりました。



今宵は上弦の月・・・満天の星空が綺麗でした。



ここ中蒜山オートキャンプ場は結構オススメなキャンプ場だと思います。
フカフカした芝生サイトが気持ちよくて北側には中蒜山が見える開放的なところです。
これでサイト使用料がバイク1台800円ポッキリです。
勿論バイク乗り入れ可です。
炊事場が少し狭いのとトイレが仮設の水洗なんで、それさえ気にしなければ個人的には
結構いい線いっているキャンプ場だと思います。
あとトイレットペーパーは持参です(テッシュペーパーは詰まるので厳禁と言われました)。
温泉はバイクで5分位のところに蒜山高原スポーツ公園内にある日帰り入浴施設の
蒜山やつか温泉「快湯館」があります。
天然ラドン温泉で大浴場、露天風呂、ジャグジー、サウナなどがあります。




夕食と摂っているとお隣さんからの訪問者がありました。
お話をお聞きすると山口からご夫婦でトレッキングに来られたとか、またご主人はバイクも
乗られているそうで北海道のキャンプツーリングや阿蘇、天空の道の話など、ほんの短い
時間ですが楽しい一時を共有させて頂きました。
ブログもやっておられるということで後日確認するとヤマハセローで全国を旅する素敵な
ライダーさんでした。

旅の撮影日記

こんな出会いが出来るのもソロキャンプならではの醍醐味ですね。
SMAPさんのブログのどこかに私のGSが載ってますよ。
次の日の同じサイトに別のGSのキャンパーが泊まっていたそうです^^;
確かにGS乗りが多くなりましたね。

さて、次回は大山一周のレポです。
筆不精でなかなか捗りません・・・。