2013年6月2日日曜日

森林公園丹生ヤマセミの郷キャンプ(続)

森林公園丹生ヤマセミの郷

5月25日(土)~26(日)の一泊二日で和歌山県は田辺市にある森林公園丹生ヤマセミの郷
キャンプ場に行って来ました。
梅雨入りする前に、初夏の気持ちのいい季節に、もう一度ソロキャンプを!っと思って行って
来ました。
場所は前回同様関西圏の近場で温泉が楽しめるキャンプ場という条件で探してみました。
ここは以前にバイク仲間とデイキャンプで利用したことがあり、一度ソロキャンプに行きたい
と思っていたところです。
人里離れた日高川の支流、丹生ノ川上流の渓谷にあるキャンプ場ですが、温泉施設や
廃校の小学校を利用した宿泊施設などもあり高規格のキャンプ場です。

往路は京奈和自動車道の五條道路~橋本道路を使って高野山と高野龍神スカイライン経由
で行って来ました。高野山は何時行っても観光客で一杯で海外からの観光客も多く、欧米や
アジア圏からの訪問者が目立ちます。中には陽気な白人カップルがタンデム自転車に乗って
すれ違いざまにピースサインを送って来ます^^*
当日は五月晴れの快晴、気分は上々で皆さんご機嫌な様子です。
市街地を走っている時のOBCの温度表示は30℃を示していましたが高野山まで登ってくると
みるみるうちに気温が下がって高野山では25℃、高野龍神スカイランのごまさんスカイタワー
の展望塔がある駐車場では23℃を示していました。


高野山 大門
高野山 摩尼宝堂

高野龍神スカイランは奈良と和歌山の県境の1000メーター級の尾根に沿って走る約43Km
の山岳道路で、兎に角景観が素晴らしく、新緑の春、紅葉のシーズンには観光客で一杯です。
ここ高野龍神スカイラインは幾度にもカーブが折り重なっており、ワインディングを存分に
堪能することが出来ることから関西圏ではバイク乗りにとってツーリングの名所になっています。
当日も相当な数のバイク乗りが走っていました。
しかし、その分事故も多く、今年の冬季通行規制が解除されてから未だ2ヶ月ぐらいしか経って
いませんが既にバイク乗りが二人亡くなっているようです。
今回は往路帰路の両方とも高野龍神スカイラインを通りましたが行きも帰りもバイクの事故
に遭遇しました。恐らく事故件数や傷者は相当な数なんだと思います。
この状況が続くと何れは二輪車の通行禁止は必至かも知れませんね。
ごまさんスカイタワーの展望塔にある駐車場には交通安全のポスターが貼ってありましたが、
マスツーリングの事故は要注意ということでした。
理由は先頭グループに遅れをとってしまって、それに追い付こうと無理して見通しの悪いカーブ
手前で追い越しを掛け、事故に繋がるケースが多いとか。
その他、過剰な速度オーバーによる事故も多いと思います。
年齢を見るとお二人とも私と同じような年代で一人は40台、もう一人は50台でした。
バイクの魅力はバイク乗りにしか分かりませんが、その脅威も当然皆さん知っている筈です。
バイクは危険な乗り物ではなく、自制心を無くした時が危険なんですよね。
同じバイク乗りとして楽しいバイクライフが送れるように安全運転を心掛けたいものです。


高野龍神スカイライン
ごまさんスカイタワー展望塔駐車場
ごまさんスカイタワー展望塔

ここ丹生ヤマセミの郷キャンプ場は、最初に説明したように人里離れた山奥にあり
道中は道がどんどん細くなって、本当にこんな山奥にキャンプ場があるのかと思ったぐらい
奥深いところにあります。
しかし、現地に着くと丹生ノ川を挟むように、キャンプサイトと温泉施設が開けており
開放的で長閑な雰囲気のするキャンプ場でした。
人気のあるキャンプ場のようで、当日はコテージを除き殆どのサイトはファミキャンで
埋まっていました。バイク組は私を含めて2組です。
サイトは芝生サイトとウッドデッキが付いたサイトの2種類で、私はデッキが付いたサイト
にしました。
以前から、このウッドデッキにテントを張ってみたいと思っていた次第です。
地面のように固くもなく、また柔らか過ぎずウッドデッキの木の温もりが伝わって来て
キャンプ中の居住性が高まり、何とも居心地のよいサイトでした。
グランドシートが汚れないのもいいですね。

温泉館兼管理棟
温泉館内
ウッドデッキ付きサイト
ウッドデッキ付きサイト
ウッドデッキ付きサイト

受付は管理棟である温泉館で済ませます。
営業時間は11時~20時で温泉は夜8時まで入ることが出来ます。
お湯はアルカリ性単純温泉で、つるつるすべすべの美人の湯です。
お風呂は内風呂と露天風呂があり大人600円でキャンプ場利用者は一日入り放題です。
私はテント設営後と夕食後に2度入湯しました。
お風呂から上がって来ると丁度いい感じに日が暮れて、焚き火の似合う寛ぎのタイムに
突入です。
今回は私を含めてバイク乗りは2組、もう1組は大阪から来られた二人組のキャンパー
でした。今年初めてのキャンプらしく、お二人とも仕事が忙しく、なかなか都合が合わない
為に、年に一度の行事になってしまっているということでした。
お互い大学時代の親友で腐れ縁のようなMさんとKさんでした。
お二人を見ていると旧友っていいもんだなとつくづく思いました。
もしまた何処かでお遭いできたらいいなと思います。
こんな経験が出来るのもソロキャンの醍醐味ですね。





この時期の夜はもうそんなに寒くはないだろうと侮っていましたが、ここ和歌山でも山間は
まだまだ焚き火が重宝するぐらいです。
シュラフは番手#3でもちょっと寒い思いをしたぐらいでした。
しかし、キャンプするなら焚き火の似合う季節がいいですね。
焚き火を囲んで好きなお酒を嗜みながら、ゆっくり寛ぐのも良し、将又偶然出会ったバイク
乗りと駄弁るのも良し・・・。







前回に続き、ここも温泉好きには堪らない好ロケーションなキャンプ場でした。
設備の全てが綺麗に整備されており清潔感があって、落ち着いた雰囲気のする
キャンプ場です。
管理人さんも大変親切で、薪を買った後バイクで運ぶのが大変だろうと、軽トラに乗せて
サイトまで運んでくれました。
大阪組のバイク乗りには、明朝の朝食用のパンなど売っていないか尋ねられた時に、
めはり寿司を一人6個も分けてくれたらしいです。
まぁ~何ともフレンドリーな管理人さんで、これもまた人気の秘密かも知れませんね。
人気のあるキャンプ場だけに週末となるとプライベート感が無くなるかも知れませんが
それを差し引いたとしても居心地の良いキャンプ場でした。






今回もゆったり、まったり、そしてしっぽりと大人のためのバイク旅を満喫出来ました。
さあ貴方も、バイクに跨って、旅に出てみませんか!





追伸)
高野龍神スカイラインへ来たなら、是非足を延ばして日本三美人の湯「龍神温泉元湯」へ
入って下さい。
私は帰路で立ち寄りましたが、沢山のライダー達と一緒になりました。
つるつるすべすべのいい温泉です!


2 件のコメント:

  1. こんばんわ。
    阿騎野のライダーさん。
    森林公園丹生ヤマセミの郷キャンプ場って良い所みたいですね。
    今度、私も利用してみます。
    これからもキャンツーレポ楽しみにしていますね。
    ちなみに、私は高野龍神スカイラインは、苦手なコースの1つです。
    事故も多いので御互い気を付けましょう。
    では、また。

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  2. 風来坊さんへ
    こんばんは!
    近場のキャンプ場としては、ここはお薦めだと思います。
    キャンプ場から10キロ程手前のR371号線沿いにスーパーふれあいマートあだち
    というスーパーがありますので、そこで買い出ししてから行って下さいね。
    管理棟兼温泉館ではビールなどアルコール類は販売していませんので忘れないように!
    さて遠征キャンプは何処にしますかね!

    阿騎野のライダーより

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