2011年9月17日土曜日

南乗鞍キャンプ(続)



今回は、GSチャレンジが2年連続で開催された岐阜県高山市にある
南乗鞍キャンプ場に行って来ました。
乗鞍岳の中腹、標高1600mという高原に位置しており、
飛騨山脈の南側に位置する3000m級の乗鞍岳や御嶽山を眺望することが
できます。

また、普段は見れない亜高山帯の植物が生息しているキャンプ場で、
今まで経験したことがない高地での大自然を満喫してきました!
その辺りをツラツラ~とレポートします。

ところでGSチャレンジと言えば、今年でもう6回目の開催になりますが、
今まで開催された会場の履歴を調べて見ました。

第1回 2006年 アクティ森(静岡)
第2回 2007年 アクティ森(静岡)
第3回 2008年 バラギ高原キャンプ場(群馬)
第4回 2009年 カンパーニャ嬬恋キャンプ場(群馬)
第5回 2010年 南乗鞍キャンプ場(岐阜)
第6回 2011年 南乗鞍キャンプ場(岐阜)

とまぁ~こんな感じですが、第3回のバラギ高原キャンプ場は、カンパーニャ嬬恋
キャンプ場と隣接しているキャンプ場なので、これは第4回の嬬恋と同じ開催場所と
言ってもいいでしょう。
となると2年毎に、開催場所が変わっていることになりますね。
近年の傾向から無印良品経営のキャンプ場が続いているので、来年の開催場所は
ひょっとして津南辺りかも知れませんね。

余談はさて置き、今回はソロではなく、銀馬さんとタンデムキャンプです。
銀馬さんとは昔からのお付き合いで、私が以前に乗っていたカワサキの
ZZR1100D型と年式や色まで全く同じ機種に乗っておられます。
当時は、ペアールックでよく一緒に走ったものですが、私がGSに乗り換えてから
一緒に走るのは、今回が初めてになります。

南乗鞍キャンプ場は、前述の通り、高地にあるので、夏には避暑地として
人気のキャンプ場です。標高1600mといってもピンと来ませんが、ここ最近の残暑が
続くなか、当地では平均気温が最低11、最高19というぐらいですので
大体、お分かり頂けるかな?
もうこの季節になると、夜はフリースやジャケットがないと寒い思いをします

そして今回は、以前から行きたいと思っていたFサイトに行って来ました。
Fサイトは見晴らしが良くて、センターハウスや露天風呂からも近く、人気のサイト
なんですが、その中でもF21~F25はゴールデンサイトと呼ばれており、乗鞍岳
の見晴らしが良いことで知られています。
また、その中でも一番人気なのがF25で、プラチナサイトと呼ばれています。
その理由は、プライベートを保ちつつ、乗鞍岳と御嶽山の両方を眺めることができて、
尚且つ、サイト全体がフラットなので、車両がサイト奥まで進入し易く、荷物の積み
下ろしがし易いというメリットもあり、なかなか予約が取れないサイトになってます。
私も偶然キャンセルで空いたところが偶々取れただけであって、この時期に週末に
取れたのは奇跡です。

ただ、実際に行って見て、私が期待していた程のクォリティではありませんでした。
理由は、白樺やハンノキなどの樹木に視界が遮られて、噂されている程、見晴らしは
良くありませんでした。剪定をすれば、言うことなしのロケーションだと思うのですが、
出来るだけ自然のままで、という理念があるのでしょうかね。
また芝生の気持ちのよいサイトではなく、地肌が剥き出しで、砂利が敷き詰め
られていました。恐らく、稼働率が高いので、芝生では持たないのでしょう。



F25サイトの入口から見た様子


F25サイトの奥から見た様子


F25サイトから見た乗鞍岳の眺望


F25サイトから見た御岳の眺望

そこで、もう1つ気になる存在がF12のサイトです。
こちらは、裏プラチナと呼ばれており、サイトの正面にドンっと乗鞍岳の眺望が開けており
それを遮るものがないのです。
御嶽山は、ひな壇のサイトの奥にある岩場に登れば、何とか望むことができる程度、
なので、乗鞍岳の眺望だけを見れば、F12が一番いいロケーションにあると思います。
ただ、F11、F15、F16のサイトと隣接している為、プライベート感はありません。
よって、予約する時に、隣接サイトの予約状況を見て、周りが空いているようであれば
F12をお薦めします。
今度は私もF12に行ってみたいと思いますし、また、その他のサイトの状況も色々と
物色して来ようと思っています。


ひな壇造りのF12サイト


F12サイトの入口から見た様子

F12サイトのひな壇


F12サイトのひな壇上段から見た乗鞍岳の眺望


F12サイトのひな壇下段から見た乗鞍岳の眺望


その他、センターハウスでは、ある程度、生鮮品も揃っていますので、夕食の食材を
気にせず、手ぶらで行ってもOKかと思います。
但し、品切れの場合があるので、事前確認は忘れずに!
私達は、豚と牛を買って、焼肉パーティーをやりました。
薪、炭、ビール、酒、ロック、飲料水、食料品、キャンプ用品、その他、レンタル用品
などなど、キャンプに必要な物は大体全部揃っているので、身体一つで手ぶらで行くことも
可能ですが、そんな無駄なことは誰もしないですかね^^;
センターハウスの営業時間は朝8時~夜7時です。



センターハウス


あと重宝するのが、センターハウスの横に隣接する露天風呂です。
営業時間はセンターハウスと同じで朝8時~夜7時です。
洗い場も露天風呂も、そこそこ広くて、ノンビリと入湯できます。
露天風呂からは御嶽山を望むことができ、開放感は抜群ですね。
ただ、シーズンオンの賑わう時だと、待ち時間があるそうですが、当日は2回入って、
2回とも貸切でした。


露天風呂から見た御岳の眺望


サニタリーに関しては、キチンと管理されており、清潔感があって、環境にも配慮
されているところがGOODでした。
ゴミの分別も確り管理されており、ユーザーのマナーも良い方ではないかと思います。
その要因としては、ユーザー登録をしないとキャンプ場を利用出来ないので、マナーの
悪い客は、以降利用できなくなるので、結果的に良いリピーターが付いて来ている
のではないかと・・・。



お気に入りの暁Ⅰテント


あぁ~道具沼に填まってる・・・


マッタリタイム!


この哀愁漂う贅沢な一時が止められない


夜の宴に突入、焼肉とビールで乾杯!


焚き火の似合う季節になってきました。


焚き火を囲んでいると、時間が経つのを忘れてしまいます。
何故か心が和みます。


翌朝5時起床


朝陽が昇るのじっと待ちます。


F25サイトより
乗鞍岳から昇る朝陽は、ガスが出ていて無理でした。


こちらはF12サイトより
一瞬ガスが晴れましたが、結局乗鞍岳の朝陽にはお目にかかれませんでした。


F25サイトより
日が昇ると共にガスも晴れてきました。
御岳も少しだけ顔を出します。


F25サイトより
御岳をバックに記念撮影


今回、初めて南乗鞍キャンプ場を利用しましたが、総合評価としてはでした。
高地ということもあり、手が届きそうなくらい、真っ白い雲、真っ青な空、そして乗鞍岳を
間近に感じることが出来ました。
また、普段は味わうことができない、飛騨山脈の迫力と雄大な大自然を思う存分楽しみ
たいというキャンパーには、是非お薦めしたいキャンプ場です。
利用に関して、ユーザー登録(個人登録)が、1050円(初回のみ)で、ユーザーの
キャンプサイト使用料が大人2100円になります。
価格設定が、少々お高いですが、一度は行っておいても損はしないと思います。
これからの紅葉のシーズン、もう一度行っておきたいキャンプ場の1つですが、
営業が10月初旬までですので、ご注意を!


さあ、貴方もバイクに跨って、キャンプに出てみては如何ですか!



銀馬さん
お疲れ様でした!





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