2011年12月30日金曜日

家族旅行

今年も残りあと僅か、この歳になると一年があっという間に過ぎていくような
気がします。
上の娘も来年は高校受験、毎日のように小言を言っていると煙たい親父の
存在となっています。
今は思春期の難しい年頃、何時までも子供扱いしているとダメみたいですね。
この歳になっても、いろいろと勉強させられています。
最近思うことは、それは「思いやりの気持ち」を忘れないことです。
自分の事は棚に上げて、子供にはどうしても厳しくなってしまいます。
親馬鹿っというやつですね。
子供の成長って、本当に早いもので、親から離れて行くのも、
もうそう遠くない話でしょうね。
今のこの時期を大切に過していきたいと思います。

先日、嫁さんが熱海に用事があるっていうので、どうせなら家族で、
一泊旅行を兼ねて行くことにしました。
嫁さんの用事が先決なので、それを済ませて行けるところはないかと
思案していると、考え付いたのは、あの綺麗な富士山を見せてあげたいでした。
現地で美味しいものを食べて、ゆっくり富士山を見てから帰る・・・それだけです。
久しぶりに、長女とゆっくり話も出来ました。

今回は山中湖にあるホテルマウント富士というホテルに泊まりました。
こちらのホテルは標高1100mに位置しており、眼下には山中湖、
そして富士山が全室から眺望できます。
客室は勿論、露天風呂、そしてレストランからも富士山を見ることができます。
そして夕食のバイキングが、クオリティーが高くて、大変満足できました。
お薦めしたいホテルの一つですね。

http://www.mtfuji-hotel.com/

今年は、こんなしがないブログに訪問して頂き、本当にありがとう御座いました。
来年も細々と続けていくつもりですので、どうか宜しくお願い致します。
それでは、皆さん良いお年を!

 


ホテルマウント富士
客室ベランダからのパノラマ(1)
夜明けの山中湖と富士山


ホテルマウント富士
客室ベランダからのパノラマ(2)
夜明けの山中湖と富士山
 
 
ホテルマウント富士
客室ベランダからのパノラマ(3)
夜明けの山中湖と富士山
 

ホテルマウント富士
客室ベランダからのパノラマ(4)
夜明けの山中湖と富士山
   

ホテルマウント富士
客室ベランダからのパノラマ(5)
夜明けの山中湖と富士山
 
ホテルマウント富士
客室ベランダからのパノラマ(6)
夜明けの山中湖と富士山
 

ホテルマウント富士
客室ベランダからのパノラマ(7)
夜明けの山中湖と富士山


   
ホテルマウント富士
客室ベランダから撮った富士山
ホテルのレストランがちょっと邪魔してます^^;
 
富士山を眺めていると
何かパワーを貰った気がしますね。
   

刻々と変化する富士山
綺麗な姿が見れて良かった。

来年も家族と一緒に、
また来たいと思います。
 

2011年12月4日日曜日

宇治川ラインの紅葉

今日は宇治から滋賀へ抜ける京都府道3号線、通称宇治川ラインを走ってきました。
宇治川沿いに渓谷を縫って天ヶ瀬ダムへ続く道は、今が紅葉の見ごろになっています。
天気はあまり良くなかったですが、綺麗なもみじ谷を見ることが出来ました。


 
 

 
 

 
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 

 







2011年11月27日日曜日

zumo660私的活用術その2




Garmin製zumoはGPSナビソフト(MapSource)を使って、パソコン上でルート
検索や編集ができて、それをナビに転送できるというところがいいんですが、
どうもそのソフトの使い勝手が悪いと思っている方が多いのではないでしょうか?
肝心のルート検索、編集機能が弱いのですよね・・・。
私の使い方が悪いのかも知れませんが、正直言って万人受けではないと思います。
そんな悩みとは裏腹に、世間ではGoogleマップを使って、快適なルーティングを
楽しみながら、作成した地図をzumoに転送しているとか・・・。
Googleマップも以前は、ルート検索が弱かったんですが、今は出発地と到着地を
設定するだけで、簡単にルーティングしてくれます。
後は手動でルートをドラッグして、いとも簡単にお好みのルートを作成することが
できます。
しかも、作成した地図をzumoに転送できると言うのですから、こんな便利な機能を
使わない手はないですよね。

今回は、そのGoogleマップで作成した地図データをzumoに転送する方法について
紹介します。既に実施されている方も多いとは思いますが、今までやったことが無い
という方の為に、紹介させて頂きます
これでキャンプツーリングに備えたルーティング作業が、より一層楽しくなること
間違いなしです。

今回は、その辺りをサラサラッと紹介します。
先ず、この方法を利用する為には、Googleアカウントを取得する必要があります。
アカウントを持ってない方は、下記URLにアクセスして登録を行って下さい。

https://accounts.google.com/ServiceLogin?hl=ja&continue=http://maps.google.co.jp/%3Fmid%3D1321785983&service=local

 


アカウントが取得できましたら、準備は完了です。
後は下記方法に従って、地図データをzumoに転送して下さい。

1.Googleマップで地図データ(kmlファイル)を作成する。
 ①Googleマップにログインし、マイプレイスに地図を作成します。
  ルート・乗換案内 → 車で行く → A(出発地点入力) → 
  B(到着地点入力) → ドラッグしてルートを変更 → マイマップに保存
  以上の手順で、お気に入りのルートを作成して、マイマップに地図を保存します。





マイプレイスの地図リストから、作成した地図名をクリックして地図を開きます。
  地図のタイトル(赤丸印の部分)が、zumoに転送した時のルート名になります。
  ルート名を変更する場合は、「編集」を押してタイトルを変更して下さい。
  次にタイトルの上にあるリンクの中から、KMLという文字リンクをクリックして
  地図をkmlファイルとして保存します。






2.kmlファイルをgpxファイルに変換する。
 ①フリーソフトGPS Babelを使ってkmlファイルをgpxに変換します。
  GPS Babelは下記URLからダウンロードすることができます。

http://www.gpsbabel.org/download.html

まず、ダウンロードしたGPS Babelを立ち上げて、下記3つの条件を全て
設定します。
・Input
・Translation Options
・Output




②InputではFileにチェックを入れた状態(デフォルト設定)でFormatリストの中から
 「Google Earth(Keyhole) Markup Language」
 を選択します。
 続いて、File Name()をクリックして、変換元のkmlファイルが格納されている
 フォルダーとファイル名を指定します。
 Inputの中のOptionsは、特に設定は不要です。

③Translation Optionsでは、全てのオプションにチェックを入れます。
 ・Waypoints
 ・Routes
 ・Trachs
 上記3つともチェックを入れる(デフォルト設定)。
 その他の設定は、特に設定は不要です。

OutputではFileにチェックを入れた状態(デフォルト設定)で
 Formatリストの中からGPX XMLを選択します。
 続いて、File Nameをクリックして、変換先のgpxファイルが格納
 されるフォルダとファイル名を指定します。
 Outputの中のOptionsは、特に設定は不要です。

条件が全て設定できたら、画面下のApplyをクリックします。
 すると、指定されたファルダにgpxファイルが作成されます。

3.zumoにgpxファイルをインポートする。
 ①zumoのリアカバーを外して、PCとUSB接続します。
  zumoはマスストレージ対応なので、リムーバブルディスクとして認識されます。
  デバイス名Garmin zumo(*:)の中のGarminファルダ → GPXファルダー
  と開き、そこへ先ほど変換したgpxファイルをコピーします。
 ②gpxファイルをzumoにインポートする。
  zumoとPCのUSB接続を遮断するとリアカバーを閉じるようにアナウンスが
  表示されますので、カバーを閉じて下さい。
  すると自動的に起動が始まり、次のような新しいデータを見つけた旨のメッセージが
  表示されます。



ここで「はい」を選択します。
すると「お気に入り」と「軌跡ログ」のどちらをインポートするのか確認を促す画面が
表示されます。
 



インポートするのは「軌跡ログ」の方なので、「お気に入り」は無視します。
軌跡だけをインポートさせます。
「軌跡ログ」を選択すると、新しく検出したgpxファイルが表示されますので
それにチェックを入れてインポートします。



  



インポートが完了すれば、後はカスタムルートにインポートしたルートが
入っていれば作業は完了です。


 
 



補足
  マイプレイスで作成した地図は、共同編集ができるので、仲間同士で編集して
  素敵なルートを完成させて下さい。
  尚、ここで紹介したデータの転送方法やナビの動作に関しては、個人的な情報を基に
  使用しているだけですので、動作補償は出来ません。
  この件について、問い合わせ頂いても対応致しかねますので、ご了承下さい。


2011年11月25日金曜日

zumo660私的活用術その1




最近Bluetoothを搭載した通信機器が充実してきましたね。
私もzumoとスマートフォン、ビーコムをペアリングしてツーリングを楽しんでおりますが
昨今のワイヤレス通信技術の進化は目覚しく、機能性、利便性が可なり充実しています。
品質も良く、使っていても全く不安を感じさせません。
そこで、今回はzumo660の私的活用術をサラッと紹介させて頂きます。
目新しい内容ではありませんが、記録簿として掲載します。

活用術その1「重要な電話を逃さない」
運転中の携帯電話の使用は道路交通法で禁止されていますが、でもやっぱり
緊急の連絡や重要な電話は逃したくありません。
ツーリング中に仕事の都合や家の事情で、重要な電話が掛かってくることって
稀にありますよね。
そんな時は、いつも電話を気にしながら、休憩する度に着信履歴を確認していませんか?
もし走行中に電話が掛かって来たことが分かれば、安全な場所に停車して、
ヘルメットを被ったままでも、直ぐに電話が掛けられたら便利ですよね。
そんな時は、zumoとBluetoothを搭載した携帯電話、ビーコムさえあれば、
ワンタッチ操作で通話が可能になります。
ナビの音声案内や音楽を聞いていても、電話が掛かってくれば、着信音と同時に
zumoの画面には、相手側の電話番号と応答ボタンがポップアップで、大きく
表示されます。
後は、その応答ボタンを押すだけで、ビーコムのマイクを通して、ハンズフリーで
会話が出来ます。
逆にヘルメットを被ったままでも、簡単に電話も掛けられます。
携帯電話とペアリングするとメイン画面下に受話器のアイコンが出てきますので、
それを押せばジャンル別施設、ダイヤル、通話履歴、自宅へ電話、音声ダイヤル
のアイコンから選択して、簡単に電話も掛けられます。
ナビ機能の自宅登録で電話番号も一緒に登録しておけば、メイン画面から
2回アクションするだけで電話が掛けられます。

注記)
道路交通法により、走行中の携帯電話の使用は禁止されていますので、くれぐれも
自己責任で安全運転を心掛けて下さい。
 


携帯電話とビーコムのペアリングが完了すると
画面左上に接続機器のアイコンが表示されます。


画面下には、操作用の受話器のアイコンが表示されます。


電話を着信すると自動的に着信画面が表示されます。
相手側の電話番号と非接続と応答ボタンが表示されます。
通話を始めるには、応答ボタンを押します。

通話中はメイン画面右上に受話器を上げたアイコンが表示されます。
通話を終了したい時は、このアイコンを押します。

通話終了ボタンを押すことにより、回線が切断されます。



とまぁ~こんな感じで、ワンタッチ操作で通話ができますので、興味がある方は試してみて
下さい。
何度か家内と通話してみましたが、走行中はやはり相手側に結構な風切り音のノイズが
聞こえるそうです。私の方は、そんなに違和感なく会話が出来ましたね。


活用術その2「リスニング走行」
ワイヤレスインカムがあれば、グループでの会話を楽しみながら、今までとは一味違う
新しいバイクシーンを体感することができます。
しかし、私みたいにソロがメインのライダーは、リスニング走行という楽しみ方もあります。
フラットツインのエキゾーストノートに聞き惚れるのもいいですが、お気に入りのBGMを
掛けながら、ライディングを楽しむのも粋なもんです。
音楽再生のみであればメーカー公称約16時間連続使用が可能です。
私の経験からすると、一泊二日のキャンプで走行中はフル稼働していますが、途中で
バッテリーが無くなるということは、今まで一度もありません。
一度試してからはツーリングには欠かせない必須アイテムになってしまいました。
私が愛用しているB+COM-SB213.EVOは、操作性に優れていて、使いやすく
何と言っても音質が良いところがグッドです。

http://www.bolt.co.jp/bike-intercom/bcom_bluetooth-intercom_top.asp

今のところ非の打ち所がないんですが、強いて云えば、ヘルメットが買えるほどの
価格がNGです。もう少しコストパフォーマンスが高いといいんですが・・・。
それを除けば、バイク乗りの常識を覆してくれる、新しいバイクシーンのカタチを提案
してくれます。
一昔のバイクライフとは、全く違う新しい楽しみ方が出来ます。
スピーカーは、大径50mm、厚み8mmの薄型で、本体には高出力アンプを内蔵
しているので、低音の効いた迫力のステレオサラウンドを体感できます。
勿論、風切り音で音楽が聞こえ難いなんてことはありません。
余談ですが、他社のリスニング専用で1万円を切る商品が出ていますが、私が聞いた
情報では、音量不足で高速になると風切り音で音楽が殆ど聞こえないという情報です。
その点に関しては、ビーコムは全く心配ないです。
メーカーのHPで確認すると、ビーコムのスピーカーの出力が0.3Wに対して、
某メーカーでは、0.1275Wになっていました。
個人差もあると思いますが、聞こえ難いというのは、このスペックの違いから来るものだと
思います。その他、ビーコムはバッテリーが内蔵になっていますので、寿命が来たら
メーカーに送って交換することになるのでコストが掛かりそうです。
それに比べて、某メーカーの物は単四乾電池を使用しているので、その点については、
他社の方が優位性がありますね。
その他、ビーコムから最近廉価版のリスニング専用のビーコムミュージックという
オーディオレシーバーが発売されているので、リスニング専用でOKなら、
こちらがお薦めかも!

http://www.bolt.co.jp/news/news_b-com_music.asp




その他、zumoではMP3しか再生できません。
私はフリーソフトのCraving Explorerを使って、Youtubeから好きな音楽をMP3に
ダウンロードして使っています。

http://freesoft-100.com/pasokon/craving_explorer.html

あと、zumoでは楽曲の再生、スキップが簡単なタッチ操作で出来ますので、
走行中の操作も苦になりません。また晴天下であっても視認性の高いTFTの液晶画面を
使用していますので、操作性は抜群です。

もしzumoをお持ちの方で、またBluetoothを使ったことがないという方は、是非試してみて
下さい。きっと楽しいバイクライフになると思います。

次回は、Googleマップで作成したルートをzumoに転送する方法について紹介します。
こちらも目新しい記事ではありませんが、まだやったことがないという方に、参考になればと
思います。

2011年11月13日日曜日

内山牧場キャンプ(続)



以前から行ってみたいと思っていた内山牧場キャンプ場、ライダーの聖地とまで
言われているキャンプ場ですが、本州にそんなところがあるのかという想いもあり、
以前から常々行ってみたいと思っておりました。
10月にはソロキャンに行くつもりだったし、それに今年の営業も10月一杯まで
となっていたので、特に迷うことなく行き先は決定しました。
今回は週末に有休が取れたので、平日の金曜日と土曜日の休日を使って行って
来ました。
初日はETC休日特別割引が利かないので懐は痛いですが、平日のキャンプ場を
貸し切る勢いで行って来ました。
ルートはざっと(下記)こんな感じで、八ヶ岳、富士山の眺望を堪能しつつ、
ソロキャンプを満喫してきました。その辺りをツラツラ~とレポします。

(往路)
 西名阪自動車道(針テラス)-東名阪自動車道-名古屋高速11号小牧線-
 東名自動車道―中央自動車道-長野自動車道-岡谷IC-国道20号-
 国道142号-国道254号
 
(帰路)
 国道254号-国道141号-須玉IC-中央自動車道-甲府南IC-
 国道358号-国道139号-県道75号-県道71号-国道139号-
 西富士道路-富士IC-東名高速道路―伊勢湾岸自動車道-東名阪自動車道-
 西名阪自動車道(針テラス)

初日はAM8:00に出発、途中恵那峡SAで昼食を摂り、
長野県立科町の国道142号線にあるスーパーで夕食の食材の買い出しをした位で、
殆ど寄り道せず現地に直行しました。
それでも山荘あらふねに到着したのは15時をまわっていましたね。
往路約400キロ強の走行で、平均速度57kmです。




キャンプ場へは、国道254号から脇道に入った峠道を一気に登っていきます。
私は、佐久方面から走ってきたのですが、案内用の標識を見落としてしまい、
その先の険しい峠道を登ってしまったみたいです。
この先にキャンプ場が本当にあるのか?と思わせるような荒れ果てた峠道で、
少々不安になったぐらいです。標識は確り確認して、曲がりましょう!(笑
この峠道では通行止めが何箇所かあり、2回ほど迂回させられましたが、
その途中に日本で最初の洋式牧場といわれる神津牧場がありました。
更に峠道をクネクネと登っていくと山荘あらふねに到着です。
入場手続きは山荘あらふねで受付しており、バイクは1050円で入場できます。
序に、薪一束400円も購入します。
しかし、今年は薪がよく売れたみたいでもう無いとのことorz
この季節、焚き火が出来ないのは痛恨事、どうしようかと思案していると
管理人のオジサンが倉庫から適当に空き箱や看板の端切れを集めてくれました。
それも無料で、これには感謝しました。
その他、200円で毛布も借りれるので、寒がりの方は、利用すれば快適な
キャンプを過せるでしょう。




私がお伺いした時は、老夫婦らしきオジサンとオバサン、あと息子さんらしき
若旦那の三人で接客しておりました。
接客と言っても当日は宿泊客も無くキャンプ場も私1人だけの様子、平日とは言え、
この施設全体でお客さんが私一人だけというのは、
ちょっと寂しいかも知れませんね(汗
他にお客がいないので、山荘も夕方5時半には閉めるとのこと、それまでだったら
お風呂に入れて貰えるということなので、早速キャンプの準備に掛かりました。
山荘あらふねで入場手続きを済ませたあと、手前にあるレストハウスの脇道から
キャンプ場へと向かいます。
キャンプ場へは、轍が酷い砂利道が数百メーターほど続きます。
結構大きな石も転がっているので、要注意です。
場内はもともと牧場だったということで、フカフカとした気持ちの良い芝生が
広がっています。
車両の乗り入れが可能なフリーサイトですが、殆どが傾斜しているので、
平らなところを探すのが結構難しいです。
先ずキャンプ場の入口左手には、コインシャワーやトイレ、炊事場があります。
その前は比較的平坦なサイトになっており、管理人さんからも勧められたサイト
になります。
トイレや炊事場が目の前にあり便利なのですが、見晴らしはイマイチです。




そこから更に100mほど砂利道を登った所の中腹に、2つ目の炊事場があります。
この辺りも比較的平坦なサイトになっています。
見晴らしもまずまずといったところです。そして更に100mほど登ったところが、
このキャンプ場の一番高台で、比較的平坦なサイトもあります。
この近くには炊事場やトイレはありませんが、ここからの眺めが一番よかったですね。
位置的には山荘あらふねが運営しているホームページで、ソロキャンパーが荒船山を
眺めている風景がありますが、そのサイトから砂利道を挟んだ反対側になります。
今回は、この一番高台にある見晴らしの良いサイトにテントを張ることにしました。
但し、当日は天気も良く、風も殆ど無かったので問題ありませんでしたが、
見晴らしが良い分、周りに何も無いので風がある日は中腹にあるサイトの方を
お薦めします。風があるとおちおち焚き火も出来ませんからね。





眺望に関しては、噂通りの壮大なパノラマが開けており、
まるで天空を浮遊する浮き島にいるような感覚で、この開放感を求めて
沢山のライダーが集まって来るのでしょうね。
目の前には、あの鯨のような形をした荒船山がドンっと居座っており、
遠くには八ヶ岳を一望することが出来きます。
こんな見晴らしの良いロケーションにあるキャンプ場は、
そうそう見当たらないでしょうね。
遠くから遠征してきた甲斐があったというものです。
余談ですが、荒船山という名前の由来は平坦な頂上部と切り立った崖のある山容が、
荒波を割って進む船を思わせることから、その名が付けられたそうですが、
私はどちらかというと、鯨の方が似合っているように思います。
あの後ろにある山が背鰭に見えて仕方ありません。




その他、ちょっと気になったのがフリーサイトを囲むようにマレットゴルフコースや
トレーニングコースがありロープで仕切られていることです。
その他にコスモス園もあるので、シーズン中は、他施設の利用客と重なると
プライベート感が無くなるかも知れませんね。
あとゴミは全て持ち帰りになっています。
レストハウスにある自動販売機にさえ、空き缶入れが設置されてなかったような。




お風呂に関しては、山荘あらふねにある入浴施設が利用できるので、
大変ありがたいです。
但し、サイトから歩いて行くにはちょっと遠いので、バイクでの移動になります。
温泉が入りたいというのであれば、キャンプ場からバイクで20分ほど走った所の
国道254号線沿いにある「荒船の湯」という町営温泉が夜8時までやっているので、
こちらを利用するのもありかと思います。
私は暗くなってから、あの峠道を走るのが嫌だったので止めました。




あと山荘あらふねでは、生鮮品や食材は全く販売しておりませんので、
食材は事前に調達しておく必要があります。
佐久方面から来るのであれば、国道254号線沿いで調達するか、
ちょっと手前になりますが、私は国道142号線沿いにある「ツルヤ立科店」とい
スーパーで夕食の食材を調達しました。結構大きなスーパーなので、食材や飲料水、
酒類など大体揃っています。





さて、話を元に戻しますが、本日のキャンプ場は貸し切りだと思いきや、
何と私以外にも2組のキャンパーがやって来ました。1組は私と同じくソロ、
そしてもう一組は年恰好からして夫婦のタンデムキャンパーのようです。
まさかクローズ直前のこの季節に、それも平日に重なるとは思ってもいませんでした。
流離いのキャンパー・・・恐るべき。
彼らは、中腹のサイトに砂利道を挟んだ形でテントを設営しておりました。




このキャンプ場、晴れていれば最高のロケーションだと思います。
景色は抜群だし、それにこの開放感は別格ですね。





遠くに視線をおき、峰々の大海原と天空を眺めていると、
大自然が織り成す幻想的なドラマが始まります。




刻々と変化していくその様子は、大自然の息吹さえ感じます。
そして、それは生命ある礎にも感じます。




このキャンプ場は、そんな非日常的な日常を約束してくれるでしょう。
是非貴方もこの場に身を置いて、思う存分黄昏れてみてください。
男は黙ってソロキャンプ・・・なんてね!




さあ、貴方もバイクに跨って、一人旅に出てみませんか!


北海道を彷彿させる真っ直ぐに続く国道141号線
少し脇道に逸れてみた


広大な田園地帯から見た八ヶ岳
 
国道358号線
精進湖から見た富士山の眺望

国道139号線
朝霧高原から見た富士山の眺望