2016年3月30日水曜日

キャンプ道具について



久々のキャンプネタです。
キャンプ道具に関しては、人それぞれ拘りがあると思いますが、バイク乗りともなれば
軽量・コンパクトで、且つ居住性を重視したいところ。
最近その居住性という意味ではローチェアが負担になってきました。
立ったり座ったりする度に「よっこいしょ」とか「どっこらしょ」って感じで力んで無意識に
声が出たりします^^;
椅子本来の機能として座り心地や座っていて疲れないというは勿論大事なことですが、
椅子へのアプローチも重要な要素だと思うようになってきました。
この前のキャンプでより一層そう感じたので新しいチェアを新調することにしました。
モノはこれ↓

ヘリノックスキャンプチェア

色々と悩んだ末、定番になりますがやっぱりこれにしました。
軽量・コンパクトなところは勿論ですが座面高が46センチあることで立ったり
座ったりするのが楽なところが気に入りました。
また今年の新色グリーンが今愛用している暁テントⅠと似合うところも気に入った理由の
一つです。
因みに上記リンクサイトではヘリノックスチェアシリーズの比較情報が沢山載っているので
非常に参考になりました。

その他、キャンプチェアを新調したことでサイドテーブルも買い足してみました。
モノはこれ↓

ウルトラライトサイドテーブル

これ軽量・コンパクトだけでなくお洒落なデザインなのでインドアとしてのシチュエーション
でも使えそうです。
あとこれに高さのあるフォールディングテーブルをもう一つ揃えたいところです。



2016年3月19日土曜日

馬場俊英さんデビュー20周年スペシャルナイトに参加!

皆さん、大変ご無沙汰しております。
ここ最近仕事が忙しくて、また期末ということもあってバタバタしておりましたが漸く
仕事が一段落しました。
さて今日3/19はミュージックの日ですね。
なので今回は音楽ネタでもアップしたいと思います。
内容は先月2/21に行われた馬場俊英さんのデビュー20周年スペシャルナイトに
参加して来ましたので、そのライブの模様をレポしたいと思います。



場所は大阪フェスティバルホール、今回は兄貴と野郎2人で楽しんで来ました。

中ノ島フェスティバルタワー
土佐堀通より

中ノ島フェスティバルタワー
正面玄関



フェスといえば一昨年のTOTO結成35周年ライブ以来になりますが何時来てもここは
上品で豪華な造りに関心します。
中ノ島フェスティバルタワー正面玄関を入るとエントランス・ホワイエへと続く真紅の絨毯の
大階段が見えます。
エントランス・ホワイエからは緩やかな傾斜のエスカレーターで5階のメイン・ホワイエまで
上がります。

真紅の絨毯の大階段

エントランス・ホワイエ

エントランス・ホワイエ



メイン・ホワイエへと続くエスカレーター


エスカレーターで5階まで上がるとそこには豪華なシャンデリアが散りばめられた
3層吹き抜けのメイン・ホワイエが迎えてくれます。
壁には重圧なレンガ造りが施されており、まるでギリシャ神話にでも出てきそうな
ダイナミックな空間が演出されています。



2012年に建て替えられた2代目になりますが旧ホールの伝統を継承しつつ
豪華で非日常的な空間を味わうことができます。
馬場さんもこんな立派なところでデビュー20周年を迎えることができるなんて
その立場にいる者として、これ以上の幸せはないと思う。




またスペシャルゲストも凄いことになっていて、かぐや姫/風の正やん、スタレビの要さん
KANさん、杉山清貴さん、斉藤誠さん、佐藤竹善とまぁ~豪華ゲストが勢揃いです。
こんな素晴らしいメンバーに祝って貰って馬場さんも幸せ者ですが、
それも馬場さんの人徳なのだから益々馬場さんの人間的魅力を感じます。
これからもっと飛躍して貰いたいアーティストの一人ですね。







馬場さんはファンに対しても常に気配りは欠かしません。
メイン・ホワイエではスターバックス・カフェのウェルカムドリンクでおもてなし。
看板をよく見るとスターババックスって書いてありました。馬場さんのイラスト入りで^^;
中にはビールやワインなどアルコール類までありました。
2006年に初めてフェスティバルホールで公演した時もドリンクサービスがあったそうですが
馬場さんは記念日にこうしてファンの皆と一緒に乾杯するのが夢だったそうです。
コンサート会場内は飲食厳禁なのでこんな形になったとか。




さて今回の見所はなんと言ってもスペシャルゲストとの絡み。
馬場ヘッズの方にとっては邪道かも知れないけど、これも楽しみの一つ。

トップバッターは佐藤竹善さん




上/下が黒/黄という阪神タイガースを意識した出で立ちで登場^^;
巨人ファンの馬場さんに対して、ここは関西なので自分はこの格好にしたとか。
理由はアルバムで共演したスーパーオーディナリの歌いだしの歌詞が原因だと。
この曲をよく関西で歌う勇気があるなと観客を気遣う竹善さんなりの配慮みたい(笑
どこまで本気なのか分からないけど、気になる方は曲を聴いて下さいね。

~Spirit of Love~
 Sing Like Talkingの名曲でイキナリ鳥肌もの。
 曲も歌唱力も演奏も素晴らしいの一言。
 ヤマハのステージピアノCP4で引き語りでした。
 私もCP4が欲しい!
 
~スーパーオーディナリー~
 2人でコラボ、2012年の夏のイベント「スーパーオーディナリーラジオナイトライブ」
 で初めてこの曲を披露した時に竹善さんがゲストで来られたそうで、
 その時この曲を一緒にコラボしたことが切っ掛けで2人でレコーディングすることに
 なったそうです。
 当時出来立てホヤホヤのこの曲を竹善さんは移動中新幹線の中で覚えていたとか。

2番バッターは杉山清貴さん




杉山さんは面度臭いのは嫌いだからメールは短か目にした方がいいと聞かされて
いた馬場さん、でも今まで共演した曲がなかったので色々と伝えたいこともあって、
結局長文のメールを打ってしまったそうです。
そして返ってきた返事が「了解しました」の一言だけで、どのことに対して了解なのか
さっぱり分からず、そのメールで馬場さんは杉山さんに嫌われたと可なり凹んだそうです^^;
馬場さんて本当真面目なんですね(笑
 
~ふたりの夏物語~
 杉山清貴&オメガトライブ最大のヒット曲ですね。
 あの透き通るような歌声は今でも健在、「オンリユー」のところはオーディエンス全員で
 斉唱^^懐かしい!

~NO.1~
 杉山清貴さんとこの日一緒にコラボする為に馬場さんが作ったという新曲です。
 杉山さんが歌詞を聴いて、2人は恋人?って質問されていましたが
 馬場さんは娘と父親を歌った楽曲だと言われていました。
 娘を想う気持ちはNO.1、その逆もまた然りということですね。
 私のところもそうだと嬉しいんですが。。。
 杉山さんは娘と暫く会っていないと言われていましたが、馬場さんはそのことを知ってて
 この日一緒にコラボしようと思っていたのかな。

3番バッターは斉藤誠さん




「最近一緒にセッションしたと言えば斉藤さんの30周年記念ライブでしたよね」と
切り出す馬場さんに「あれは30周年でも何でもないです」と斉藤さんに
突っ込まれて、冒頭から凹む馬場さんでした^^;
斉藤さんはしきりに「アーティストでこんないい人見たことない」と馬場さんの話しを
したがってましたが照れくさいのか馬場さんは話しを逸らしてばかりでした。
20周年のうち半分ぐらいの付き合いになるそうですが、最初に出会った時から、
その印象はずっと変わらず、馬場さんのそんな人柄の良さに惹かれているそうです。
私はラジオやライブでしか馬場さんが実際に話しているところを聞く事ができませんが、
それでもそう思わせる節がありますので私もそうなんだと思います。

~ララル~
 斉藤さんのデビューアルバムからこの曲を歌われました。
 和製エリック・プラプトンと称される斉藤さん、優しい歌声とギターテクニックは
 流石です。あの桑田佳祐さんが見初めるのも肯けます。
 歌声もそうですが曲の雰囲気も何となくTears in Heavenに似ているかな。

~今日も君が好き~
 馬場さんのセルフカバーアルバム「屋根裏部屋の歌」で斉藤さんとフィーチャリング
 したこの曲でコラボされてました。

4番バッターは伊勢正三さん




今回の特別ゲストの6人が全て先輩で、それも全員が大御所揃いの大物ばかりで
馬場さんは最初から緊張しっぱなし。
その様子はヒシヒシとこちらまで伝わってくるほどです。
それが正やんの登場で、その緊張もいよいよ最高潮に達します^^;
それもその筈、今日のこのイベントの為に態々熊本から駆けつけてくれたそうです。
ところがそれを察してか伊勢さんは登場するやいなや「そんなに気を使わなくて
いいから」と馬場さんに一言掛けます。流石年の功ですね。
白のカジュアルシャツにジーンズ、そしてブルーのサングラスという出で立ち。
御歳64歳になりますがかぐや姫や風時代から変わらず長髪で物静かな大人の
雰囲気が渋いですね。

~幸せの坂道~
 伊勢さんとのコラボだけが共作から歌われていました。
 これも伊勢さん的配慮かな。
 この日初めてのお披露目となったこの曲、伊勢さんが馬場さん宛てに歌詞も
 メロディーも出来上がっているんだけど馬場さんにもメロディーを付けてほしいと
 お願いしていた曲らしいです。
 でも馬場さんは伊勢さんのメロディーが既に付いているのに僕が付けたら失礼に
 なると思って、1年間返事が出来ずに悩んでいたとか。
 1年も連絡してない方が失礼だと思うんですがそこが馬場さんらしい(笑
 またこの件で朝6時にメールしてくる馬場さんに苦言を呈している伊勢さんとの
 遣り取りが可笑しかった。
 ミュージシャンらしからぬ、馬場さんは早寝早起きが得意だそうです。
 この曲がアルバムに収録されることを期待しています。
 
~なごり雪~
 言わずと知れた不朽の名曲ですね。 かぐや姫時代の伊勢さんの代表曲です。
 皮肉にもイルカによるカバーの方が売れてイルカが作ったと思っている人が
 多いかも知れませんね。
 馬場さんが学生の頃によくコピーして歌っていたということですが、まさかご本人
 の前でコラボできるなんて思いもしなかったことでしょうね。
 こんな形で伊勢さんの生歌を聴けるなんて私も思いもしませんでした。
 ちょっと得した気分です!

5番バッターはKANさん




お馴染みの羽の生えたタキシード姿で走っての登場です^^;
何時ものことですがKANさんは普通の衣装では気が済まないようです(笑
それだけお茶目ということですかね。
ここからは気の知れたゲストが続きますので馬場さんの表情も一気に緩みます。

~愛は勝つ~
 ミリオンセラーの大ヒットとなったKANさんの代表曲ですね。
 風ハミでも定番ソングになっているこの曲で会場は一気にヒートアップします。

~ロックンロールに絆されて~
 KANさんのニューアルバム6×9=53で馬場さんがフィーチャーリングしている
 この曲でコラボです。
 この曲が出来るまでのエピソードが可笑しかった。
 KANさんから馬場さんに届いたメール、それは「空欄になっているところを埋めよ」
 という穴埋め問題のような作詞の共作依頼だったそうです(笑
 「地元の祭りで無邪気なバンドに心殴られて・・・」で始まる歌詞、実はこれ馬場少年
 のことのようで心殴られたバンドとはスタレビのことなんだそうです。
 馬場さんにとってスタレビは地元埼玉の星で中学生の時から聴いていて
 要さんがよく行ってる楽器屋さんも知ってて、熊谷うちわ祭のライブにもよく行った
 ということです。
 歌詞にはおっぱいが出てきたり^^;
 ジョンやポールまで出てくるというKANさんワールド炸裂の痛快無比の
 ロックンロールです^^
 後にニューアルバム6×9=53がオリコン1位に輝いたそうですが1990年に
 ヒットした「愛は勝つ」以来かも?
 演奏では要さんも一緒にギターで参加、KANさんも珍しくエレキギターで
 演奏されていました。
 曲の最後に馬場さんがKANさんのギターに空手チョップしてギターが真っ二つに
 なるという風ハミの音楽コントのような演出もあったり、この辺りから賑やかに
 なってきました。

6番バッターは要さん




 馬場少年の憧れの的だったバンド、スタレビ要さんの登場です。
 同郷の熊谷うちわ祭を意識した「祭」と大きく書いた赤い団扇を持っての登場です。
 先のKANさんの「ロックンロールに絆されて」の飛び入りからギターで参加です。
 この時大きな団扇を持ったままでKANさんが曲に入ったもんだから思わず団扇を
 ギターに見立てて演奏しだす要さん^^;
 暫くして「これギターじゃねーよ!」と突っ込みを入れる要さん、
 「お前らこのまま続けるつもりだっただろう!」とボヤク要さんが可笑しかった(笑
 このトリオによる音楽コント、もうすっかり定着化しましたね^^
 今年の風ハミ宣言もあったことなのでちょっと気が早いですが今から楽しみです^^

~今夜だけきっと~
 スタレビの代表曲の1つですね。
 この曲は松田聖子さんにと思って作った楽曲だったそうですよ。
 当時はそんなに売れていなかった頃なので、おこがましくて言えなかったけどと
 そんな逸話をラジオで話されていました。
 低音から高音まで力強く伸びる歌声は何時聴いても素晴らしい。

~金曜日の天使たち~
 12枚目のアルバム「キャンディー工場」では竹善さんとKANさんとの共演が実現、
 そして13枚目のアルバム「LOVE SONG」で満を持して地元の憧れスタレビ要さん
 と共演したこの曲をコラボされました。
 メロディーは初期のスタレビのようで、バックコーラスにはスタレビのデビュー作
 「シュガーはお年頃」を真似た遊び心がおもしろい作品です。
 馬場さんにとってスターダスト☆レビューはルーツミュージック、その2人が共演
 しているのを観ると師弟関係を見ているようで何か心が和みます。
 そこには尊敬を超えた愛さえ感じますね←これKANさん談のパクリです^^

この後「最後まで」でKANさん、要さん、杉山さん、斉藤さん、佐藤さんの5人による
コラボ、そして「ボーイズ・オン・ザ・ラン」では伊勢さんが加わって超豪華メンバー
による歌バトンリレーで今日最高の盛り上がりでした。
ただ伊勢さんにとってこの曲はちょっときつかった感じです^^;



最後に馬場さんは「明日の旅人」という曲で締めくくられました。
今日ここにデビュー20周年という節目を迎えられた馬場さん、今までの苦労を
想えば感慨も一入だと思います。
一度はメジャーから離脱、独立後の葛藤、そしてメジャー復帰という波乱万丈な
音楽人生。
この曲は今までの自分、そしてこれからの自分を詠った曲なのだと思います。
この曲を聴いて私も明日の旅人でありたいとそう思いました。
今夜こうして馬場さんと20年を一緒にお祝いできたことを光栄に思います。


当日のセットリストは以下の通りです。