2013年11月12日火曜日

ポールがやって来た!


2013’11,21追記

ここ最近の音楽シーンはポールさんの話題で持ち切りですね。
しかしそれも本日21日に行われるアウト・ゼアー・ジャパン・ツアー最終日である東京ドーム
を残すのみとなってしまいました。もう直ぐポールさんともお別れです。
正直言うと最初は今回のツアーに行こうかどうか迷っていました。
しかしポールさんの年齢を考えると今回を逃せばもう二度とビートルズという音楽史上最も
革新的な影響を与えたグループの重要人物に会えないかも知れないという衝動に
駆られたんですね。
私の年齢からするとビートルズをオンタイムで聴いていた世代ではなく、一世代前ぐらいが
全盛期になると思います。なので人に自慢できる程ビートルズの事を知っている訳でもなく
熱狂的なファンということでもありません。
しかし何時の間にかビートルズの曲を好んで聴くようになり自然とリスペクトするアーティスト
の一人になっていました。
初日のセットリストでは37曲中、23曲がビートルズ時代、ウイングス時代から6曲、そして
ソロの時代から8曲で、その内の4曲が新譜という内容です。
ツアー初日のオープニングで唄った「エイト・デイズ・ア・ウィーク」はビートルズが64年に
発表した曲、それから数えると今回のポールさんの最新アルバム「NEW」は50年越しの
新譜ということになります。
半世紀経っても現役で、それも71歳になって作曲したとは思えないほど繊細で、且つ
パワーを感じさせる楽曲ばかりです。

EIGHT DAYS A WEEK

NEW

それとあまりメディアでは取り上げられていませんが特筆すべきところはツアークルーの
仕事が素晴らしかったことです。
バックバンドや音響設備、映像、ライティング、演出などどれをとっても私が今まで見た
コンサートの中で一番クオリティが高かったです。
京セラドームみたいなスタジアムでやると音割れして聴き辛いことがあるんですが、
あんな大きな会場でもオリジナルに近い音源でクリアに聴けたのにビックリしました。
他のミュージシャンがダメということではなくポールさんが連れてきたクルーがスバ抜けて
良かったという事です。関係スタッフを態々イギリスから連れてきたそうです。
この辺りの徹底振りは流石です。
今回のツアーを見ていてポールさんの音楽に対する情熱や音楽を凄く愛しているんだなと
いう姿勢がヒシヒシと伝わって来ました。この調子ならまだまだ現役は大丈夫でしょう!
近いうちにまた来日してくれるのではと思います。




ビートルズは国境や時代、世代を越えて、これからも永遠に愛されることでしょうね。

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私にとって2013年の音楽イベントの締め括りはやはりこれで決まりです!
そう皆さんご存知の通り昨日11月11日行われたポール・マッカートニーのアウト・ゼアー
ジャパン・ツアー初日京セラドームに行って来ました。




ビートルズが初来日したのが1966年、私が生まれた年です。
なので初来日から数えると今年で47年経ちます。
ポールさんにとっては11年振りの来日ということで御年七十一歳です。




途中休憩なしの37曲を熱唱、とても71歳には思えないパフォーマンスでした。
セットリストは往年のビートルズ時代から解散後のウィングス、そしてソロになってからの
名曲ばかりです。




途中、ジョンに捧げる曲と言って「Here Today」を披露、そしてジョージには「Something」を
唄い「いい曲を作ってくれたね」っと呟いていました。




「Hey Jude」では会場にいるオーディエンス全員による大合唱です。
2012年に開催されたオリンピック・ロンドン大会開会式でポールさんがトリを務めて
この曲を披露したことがまだ記憶に新しく残っています。
この曲はジョンの息子ジュリアン・レノンを励まそうと68年に作った楽曲です。
何度聴いてもいい曲ですね。
会場は「ナーナーナー、ナナナーナー」のコーラスが響き渡っていました。
その他もう聴き飽きたと思われるかも知れませんがポールさんのビートルズ時代のオリジナル曲
「Let It Be」、「Yesterday」をライブで聴けたのは感動ものです。

今日も京セラドームで熱唱されているのかと思うと昨日の興奮さめやらない状況です。
今頃は終演した直後でしょうかね・・・。