2015年12月20日日曜日

秋キャンプ(本編)



前回の予告から早一ヶ月、気づけばもう師走、今年ももうあと僅かですね。。。
一年が経つのが本当早くて、この歳になると嫌になるくらい早く感じます。
ところで皆さんは今年の抱負は実現できましたでしょうか?
私の方はボチボチ進んでいますがなかなか自分の時間が取れないのが悩みの種ですね。
バイクライフに関しては殆ど諦めていたキャンプツーに行けたことが今年一番のトピックスかな。
今年はもう乗ることは出来ませんが来年はもっともっと走りたいですね。
そんなこんなで11月3日~4日に行った秋キャンプの報告、本編です。
相変わらずの亀レスですがご勘弁願います。

さて今回はたーぼっくさんお勧めのキャンプ場ということで大分前から楽しみにしていました。
キャンプ場選びで拘ったとされるポイントは

①キャンプ通好みなところ
②バイク乗り入れ可能なところ
③サイトが広く開放的で景色がいいところ
④バイクに乗らなくても温泉に入れるところ

これがありそうで、なかなかないんですよね。
しかしこれだけで満足しないのがたーぼっくさんの凄いところ。
道中では走りやすい広域農道も織り交ぜながら、そのシチュエーションさえも計算づくで、
そんなたーぼっくさんらしいルーティングにも魅せられました。
結論から言うと今回は何から何まで全て上手くいった大満足なキャンプツーになりました。
暫く遠のいていたキャンプツーがこんな形で実現できるとは思ってもみなかった。
今回は甘えっぱなしになってしまいましたが今度はそれに報いるように私も計画したいと思います。

という訳でそんな大満足なキャンプツーをサラサラっとレポしたいと思います。




往路


復路

ルートはこんな感じで中国道赤坂PAに9時集合、ガレージを7時に出発します。




前日まで結構な雨が降っていましたが当時朝にはすっかり雨も上がって晴天に恵まれた
何時ものようにキャンピングシートバッグを積んで出発です!




彼此2年ぶりのキャンプツーになりますがこうしてキャンプ道具を積んだGSAを眺めていると
改めて旅の似合うバイクだなとつくづく感じますね。



集合場所の赤坂PAにて
先ずは記念撮影。
ところが到着した時は、それほどでもなかった濃霧が見る見るうちに酷くなってきて
暫くすると辺りの視界が殆ど効かない状態に。。。




ところが出発直後に寄った社PAでは濃霧もすっかり晴れて快晴に!






あわくら旬の里にて

山崎ICを降りてちくさ高原方面へと快走路を走り、本日最初の休憩と早めの昼食を
取ることに。
丁度その時バスツアーの団体さんと重なってしまって落ち着いて食べれなかったのが残念。
しかし鍋料理はしっかり頂いた。バイキングレストランで鍋料理があるのも珍しい。




昼食後、山間部では雲行きが怪しくなるが小雨程度で暫くすると日差しも射してきた。
恩原高原に向かうR482は紅葉が綺麗だった。





晴れていると紅葉も映えて見えたのに少し残念。。。



ラマツ林が見えてくると高原の雰囲気も漂ってきます。






恩原湖にて
辺りは紅葉狩りの真っ最中。




白樺やカラマツ、ススキが本当綺麗だった。




キャンプ場に向かう前に倉吉の市街で買出しです。
夕食はチーズフォンデュと決めていたのでチーズに合うワインも購入。
その他、ビールや朝食用にハム、卵を購入。



買出しを済まして、いよいよキャンプ場へと向かいます。
途中たーぼっくさんが春キャンプしたという野営場に寄り道。




そこから暫く走るとお目当てのキャンプ場に到着。
予定通り15時前には到着して早めのテント設営に掛かります。
今回は平日を絡ませたこともあり先客はなく、結果この広いキャンプ場を我々2人で
貸し切ることになった!これは凄い!
2人であーでもないこーでもないと設営場所を物色しながらベストな位置を探して贅沢に
サイトを使わして貰った。






設営も終わり、しばし夕日を眺めて黄昏ます。



この広々としたサイト、周りには我々以外誰もいません。
またここからは蒜山や大山も望むことができます。



設営が完了したら、夕食の前に一風呂浴びます。
施設はご覧の通り趣きがあっていい感じです。
脱衣場は空調もされていますので湯上りに寒い思いもしないですし
またドライヤも置いてあっていたれりつくせりです。
温泉は源泉温度が低いので加温さえしていますが源泉掛け流しのようです。
キャンプ場でこんな贅沢ができるとは思ってもみなかった。




一風呂浴びたあとは、いよいよ夜宴へと突入です!
お互い作った料理を分け合い、一杯やりながら談笑が続きます。
この至福の一時がたまらないんですよね
夢中になって喋っているとあっという間に12時近くになっていた^^;




熱々の焼き芋も美味しかった!



この時期にしては8.5度と厳しい冷え込みもなく焚き火を囲んでいると丁度いい感じの
按配でした






夜宴のあとは暫く写真を撮ったりコーヒーを飲んだりしてその余韻に浸ります。
こんな風に日常の喧騒から離れ非日常的な世界に浸れるのもキャンプならではの醍醐味です。
こんな贅沢ができるのもいろんな人の支えがあってからこそ・・・感謝しないとね。





気づけばすっかり夜も更けて頭上には満点の星空が広がっています。
この時期は空気が澄んでいるので星空が本当綺麗です。
まるで宝石を散りばめたように明るい。
こんな風に自然と向き合っていると何だか命の洗濯をされているようですね。

夜更かしも程ほどに、寝る前にもう一度温泉に入ってさっぱりすることに。
こんなことが出来るのも高規格キャンプならではの贅沢さですね。

温泉の効果もあってシュラフに入ると暑いくらいだった。
気づけば上半身出たまま眠ってしまったようで夜中に目が覚めたが、その後は
シュラフに潜り込み、朝までぐっすり眠ることが出来た



目が覚めた時には東の空が薄っすらと明るくなっていた。
旅先では少しだけ早起きをして一日のはじまりの朝日を見ることが何時しかキャンプツーの
楽しみの一つになっている。


朝焼けに照らされた稜線の先には、昨日霞んで見えなかった大山を見ることが出来た。





時刻は7時、気温7℃
早朝の澄んだ空気の中、全てのモノを抱擁するかのようにオレンジ色の太陽が昇ってくる様子は
思わず息をひそめてしまうほど神秘的で生命の礎さえ感じる瞬間です。



自然が織り成す光りと影のシルエットに自分撮り!





大山も眩しいくらい美しかった。



すっかり日も昇り今日は雲ひとつない晴天、心も身体も日本晴れです!











朝食までの間しばし場内を散策します。



朝食は昨日の残りのフランスパンと目玉焼きとハム。
淹れたてのコーヒーに舌鼓を打ちながら穏やかな時間が流れます。



朝食を済ませて、少し遅めの撤収に掛かります。
ここからがキャンプツーで唯一嫌いな作業になります。
ギュウギュウ詰めに詰め込んで来たキャンピングシートバッグに元通り道具を戻す。
それを如何に早く丁寧に片付ける。。。これが苦手なんです^^;
これを楽しめるようになったら本物のキャンパーになれると思う。
残念ながら私はそのレベルに至っていません^^;
途中小物を無くして探し物をしたり、シュラフやテントを畳むのに時間が掛かったりして
結局全て積み終わるのに正午近くまで掛かってしまった。
何時もならもう少し早いんですが今回は朝食も撤収も時間を掛けすぎました。
結果たーぼっくさんを待たせることになってしまったので、次回はもう少し早め早めの
行動を心掛けたいと思う。



場内奥には動物とのふれあい広場があるというので出発前にバイクで散策。



場内奥からの景色もなかなかいい感じで開放的だった。
正面には大山が望めます。



こちらは蒜山三座です。
正午過ぎにはこのキャンプ場ともお別れ。
次回また来たいと思える思い出深いキャンプ場になりました。

キャンプ場を出発して暫くは大山へのアプローチ路を進みますが、その牧歌的で長閑な
景観に感動しました。
走行写真がないのが残念ですが大山環状道路まで来ると信州を思わせるアルペン的な
迫力を中国地方で堪能できることにびっくりします。
R9北条バイパスに入ると今度は真っ青な海と透けるような青い空に感動。



道の駅大栄で昼食を取る。
ここでもバイキングレストラン、岡山や鳥取の昼食はバイキング形式が多いのかな?
この辺りは風力発電所の風車が多いことでも有名、R9を走っていると真っ白な風車が
連なっているのが壮観です



昼食後、以前に来た大山ソロキャンプの帰りに行った羽合海水浴場に立ち寄る事に。
岩礁の鳥居をバックに記念撮影です。

以前のソロキャンプの時に撮った画像を年賀にした記事がこちら↓

2014年賀

あれからもう2年経つんですね。。。

今回たーぼっくさんの年賀用にと思って撮ったワンショットが撮れていないと分かって
ショックでした。すみません。。。





鳥取と兵庫の県境に位置する戸倉峠の紅葉、レーダーの電源が抜けているのに気づいて
一時停車の序に記念撮影。
この後、中国道山崎ICから高速に乗り阪神高速11号池田線で環状線に入ったところで
たーぼっくさんと流れ解散となった。
私はその後、何時ものミッションでチーズケーキを購入してから帰宅した。





以上、今回のキャンプツーの全工程は669.2Kmでした。
これぐらいの距離がキャンプするには丁度いい感じでした。
早めの現地入り、遅め目の出発、これでほぼ丸一日現地にいたことになります。
お陰様で現地ではゆっくり、のんびりキャンプを堪能することが出来ました。
これもたーぼっくさんが何から何までおぜんだてして頂いたお陰ですね。
結果今回は全てが上手くいった大満足のキャンプツーになりました。
強いて言えば今後の課題としては私の撤収時間の短縮ですかね。
早め早めの行動を意識して一日を有意義に過ごせるように努めたいものです。
次回は朝風呂に入ろうかなんて言えるくらい余裕があれば最高ですね。

さて次のキャンプツーは何時になるのか?
それまでは嫁さん孝行して頑張らないと。

さあ貴方も、バイクに跨って、旅に出てみませんか!
って言うか自分がもっと頑張ろう!