2011年5月22日日曜日

AJバイク救援隊

東日本大震災の発生から2ヶ月以上が経過しました。
様々な課題を抱えつつも、被災地においては少しずつ復興に向けた
歩みが見られるようですね。
そんな折り、AJ(全国オートバイ共同組合連合会)の活動報告を見て、
感動しました。
あの状況の中で、バイクの機動性、低燃費、省スペースの利点を
使わない手はないと思います。
連合会は宮城県知事から、要請を受けて石巻市にAJバイク救援隊を、
3月28日から4月24日までの約一ヶ月もの間、延べ70人の組合員が
キャンプ道具を装備して、災害支援に従事したそうです。
中でも活動拠点の一つである雄勝町は、津波により町全体が壊滅的な
被害を受けたところであり、震災直後に報道されていた映像が記憶に
新しいです。
自宅避難者への支援活動ということから災害支援活動として、
雄勝町は最も長く活動した拠点だったそうです。
活動内容としては、バイクの機動性を駆使して、寸断された悪路、
瓦礫の間を縫うように道なき道を進んで、自宅避難者がどういった
状況下にあるのかを情報収集して、救援物資の不行き、情報遮断と
いった二次被害者を作らないことが使命だったようです。
また、山間に点在する自宅避難者への救援物資の個別搬送が非常に
大きな役割を見せたそうです。
その他にも、AJメンバーの技術を生かして、パンクしたパトカーの
擱座で通行不能の道路に遭遇した際は修理を行い、その活動が
周りに知れ渡り、警察や自衛隊車両もバイク隊には道を譲る程に
なったそうです。
当初の予定では4月6日を目途に、救援活動も終息させる予定だった
そうですが、石巻市の継続支援要請を受けて延長、その後道路状況
などの復興により、4輪車での輸送手段が確保されたことを踏まえて、
4月24日に活動を終えたそうです。
この記事を読んだ時は、同じバイク乗りとして、この活動に従事された
皆さんを誇りに思いました。
活動報告の中には、F650GSの姿もあったりして、GSが被災地で
救援活動で走り回っていたと思うと、その勇姿は頼もしい限りです。
改めてバイクって、いいもんだと思いましたね。

全国オートバイ共同組合連合会
http://ajac.gr.jp/

AJバイク隊活動報告「がんばろう日本!」
http://www.ajac.gr.jp/PDFUP/img/ganbarounippon.pdf

AJバイク隊活動報告「東日本大震災災害支援」
http://www.ajac.gr.jp/PDFUP/img/saigaihoukokuhp.pdf

被災地救援に「バイク隊」として高い対応力で貢献
http://www.goonews.jp/news.php?view=auto&mode=detail&id=804

東日本大震災、バイクに出来ることって何だろう
http://www.autoby.jp/blog/2011/05/post-2f16.html

ここ最近、ブログから遠ざかっていましたが、何か元気を与えて
貰った気がします。そろそろ活動してみましょうかね。
 
 

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