2011年4月24日日曜日

復興構想

震災から一ヶ月以上経ちましたが、現在までの死亡者数、行方不明者数は
合わせて2万6千人を超える戦後最悪の国難になってしまいました。
また、現在も避難所で生活している被災者は13万人を超えている状況なので、
まだまだ救援活動が足りていない状況です。
義援金に関しては、日本赤十字社に集まっているだけでも1400億円を超えている
ようですが、配分割合が決定して個別の被災地帯に送金が始まったのは4月13日
からです。実際に被災者の手元に支給されたのは最近の話で、それも極一部でしか
ありません。「少しでも早く必要なお金を渡してあげたい」という気持ちがありますが
独自に現金支給する自治体が少数しかないので、まだまだ救援活動が必要な
状況です。
このような状況の中で、政府は復興財源の確保として、消費税率の引き上げや
所得税の増税も含みを持たしていますが、先ず復興構想をハッキリ提示して、
国民に納得できるような説明がほしいと思います。
今でも救援活動が十分でない状況で、どこまで復興計画を進めているのか、
先ずそれを国民に示すべきだと思います。
所得税の件に関しては、個人的には仕方ないと思いますが、こんな大事なことを、
何故あの人の口から最初に出てくるのかについても疑問です。

まだまだ、復興には程遠い状況ですが、被災された方々に対して、一日も早く
基の生活に戻れますように、心からお祈り申し上げます。